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飼い犬(動物)がいる暮らしと、そうでない暮らしを想像して!

動物を飼ったことがありますか? 動物がいつも側にいることが普通の家と、全く動物と縁がなく過ごす家庭があります。指摘されないと過ぎていく日々の中のことです。

飼う経緯はさまざまですが動物を飼う「余裕」は精神的・経済的・・・そのようなことだけでもなさそうです。たぶんこの辺りが動物を飼った経験のない方との違いではないだろうか? 少年・少女の頃からの経験も含め・・・

この犬(画像)は前に飼っていた犬が死んでまもなくチョットした理由で飼うきっかけになりました。犬の寿命は10年から20年ですから人が生きている間に何回かチャンスはやって来ます。死と生の繰り返しが潜みますが・・・

人の一生、同じ場所(町・市・県)で生まれ、同じ場所で死んでいく場合もあります。勉強のため、仕事のため、場所を変えることに出会わなかった事例もある。

犬との出会いも選択肢があっても、気づくと一緒にいたという例は聞きます。大意はなさそうです。

しかし、犬の出会いが多いのは犬と暮らしやすい環境にあることは否めない。

犬と人間の出会いとは別に犬と犬の出会いがあります。飼い犬は飼い主の意志とは別の出会いが生じます。犬の相性で犬友となる場合はその方の名前は知らなくても犬の名前で○○君・○○ちゃんのお父さん・お母さんなどと覚えて仕舞います。

一定の場所で朝の散歩で出会う犬とは飼い主の生活パターンがほぼ似ています。世界中で仕事をしていたが今は薪割をしながら犬と暮らす。多頭飼いの場合、猫・犬のために新たにココで暮らし始めた場合。さまざまですが聞くとおおよそ動物を飼った経験のない方には考え付かない理由が下敷になっているようです。

先日久しぶりに太郎ちゃんのお父さんと町道で出会いました。見たことのない車が横に止まって犬が側にいないため、一瞬、不思議な顔をしていたのでしょう・・・「太郎ちゃん死んだんだよ」で、すぐに気が付きました。でも、コロちゃんいるから悲しんでいられないし・・・とお別れしました。

これまで何度か同じようなシーンに遭遇したことがあります。すると途端に何から話してよいのか会話を探してしまうことに驚きます。

メイプルもハナちゃんも・・・犬無くして話したことはなかった!と気付く瞬間です。

されど・・・犬の飼い主とはある種の安心感、あるいは優しさに触れる機会は多い。これが無言の会話となります。

動物のいない家とそうでない家は言葉を変えると、自分以外の生き物に興味を持つことが出来ることは、相手がお腹が空いているのか疲れているのか想像力も持ち合わせている方が多い気がする・・・のです。

子供を育てる事と似ているところかもしれない・・・。折角、小さい人がいないため精一杯仕事に集中できることは望むことです。しかし、育てながら自分を繰り返し(復習)自分を知った・・・これが成果と後で気付いた。渦中は見えないだけ・・・。

知人は里子を育てています。経済が豊かなわけではないから素敵です。スウェーデン在住の折り、公園で白い子ども二人と養子の黒い子供二人をいつも連れて遊そばせていた方と子供同士が友達でした。

養育費・教育費の負担は国の仕事です。この国の鷹揚さに憧れます。民意が高いのです。

動物の話に戻すと・・・前に飼って死んでしまった動物の事を話すときは理由なくハラハラとつい涙がこぼれてしまう。この理解が人が死んでしまう場合とは全く違う気がします。言葉を媒体にしていないからかもしれない・・・

先の里子の場合も養子の場合も犬を飼う理由も言葉では説明できない理由があると、今朝の犬散でカサカサと音を立て、踏みしめながら枯れ葉の中を犬と歩いた・・・のです。

美男蔓(サネカズラ)植木屋さんがブローチのような実がなって小鳥が来るよ。と植えてくれた。本当に実は整髪料にしていたそうです。

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