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癒しの色「赤」明るさと元気を与える/積極的にする  心が重く感じた日に!

*サルビアの花は普段は遠くから眺めてグリーンの葉と朱に近い赤が二列になって色だけを眺める程度でした。

風に吹かれて乾いた音を立てながら、やや旬を過ぎて赤い色が流れるさまを今日ほど見詰めたことはありませんでした。

人は心と体また、環境の変化で感じる色が違って見えるそのような事を思い出しました。怒りや不満、疲れが強いとにごりのある暗く濃い色に惹かれる・・・
明るく澄み切った色は癒し効果を高めるため両方を組み合わせると多くの人の気持ちをさらに癒す効果・・・であると。

春の菜の花(黄色)や桜(ピンク)に心は解れ、夏のグリーンが過ぎて秋の紅葉(オレンジ・茶色)に日本人は特に心惹かれてしまいます。あゝ綺麗!そう思いながらきっと、満足した思いが心満ち足りるのでしょう。

今日はやや気分がすぐれなく、正に赤に「癒された」のが後に分かりました。

これから晩秋に特に赤い木の実が周りで色付き、意味もなく幸せな気持ちになります。自然が豊かな場所に暮らすのは大した意識なくセレクトしたものでした。

癒しの色

赤・ピンク・茶色・オレンジ・黄色・グリーン・ブルー・紫・白・グレー・黒・銀色・金色

普段わたくし達はパッケージの色から商品まで色に囲まれて暮らしています。

日頃、糸を染めて布を織っています。天井の高い広い場所にに展示するための布、あるいは使用目的で織る布、さまざまな用途はあります。
長年織っていますと経糸と緯糸の組み合わせは癖があって決まってしまいます。

今日は不思議な錯覚に囚われて仕舞いました。さて私の好きな色は人の心にどのように映っていたのでしょうか?
どなたでも手にすると手放したくなくなる・・・魅力的な布を織りたい!が希望でした。心に届いていたのだろうかと。

一番多く織った色は藍の濃淡です。

日本人に一番よく似合う色です。紺から浅黄まで数段階に分けて中に白か赤の色を入れます。
赤は紺の中では微妙にエンジがかって見えるのです。白はより冴えます。隣にくる色、室内の光で僅かの量の色は変化します。緯糸を入れてさらに変わります。

染色作家と染織作家同じ音です。しかし、その作業も作家自身の技量も全く違っています。
私は白い布を染める能力はない!のです。

一本一本糸を入れて色になっていきます。楽しいこと、この上もないがウン十年。考えると色と共に過ごした日々でした。


**直近の公園では草の中に数本のマンジュシャゲ(彼岸花)がこれもまた赤い色の花と周囲の緑の補色の中で際立って見えました。

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少女の頃からずっと変わらず、どこの地でもお彼岸になると必ず葉のない茎から、ポンと音を立てるように出てきます。
不思議でした!必ずお彼岸です。忘れずに・・・色と同時にべつの思い出に癒される花です。葉は後に出てきます。

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***高原花豆の花です。隠元豆の中で一番大きな種です。花はオレンジ色ですが豆はうずら豆の模様で紫色です。豆のさやのを剥いた時の色は鮮やかなピンクです。

こうして一年一年同じ繰り返しの中で色に慰められる日々だった。
あまり好きではなかったサルビアの花の見方が変わりました。




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