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ドラマ「カルテット」を見て研究者どうしの共同生活に憧れる

昨年、ドラマ「First Love 初恋」を見てハマってしまったので、満島ひかりつながりでNetflixで「カルテット」を見た。Wikipediaによれば

『カルテット』は、TBS系「火曜ドラマ」枠にて2017年1月17日から3月21日まで毎週火曜22時 - 22時54分に放送されたテレビドラマである。

ということなので、6年前にテレビ放送されたドラマのようだ。当時は博士論文執筆と公聴会の準備で1月から3月は世俗から離れていたし、2017年4月からは東京に引っ越してポスドク生活を始めた忙しさなどもあって、このドラマのことは全く知らなかった。

軽井沢の別荘で共同生活をしながら音楽活動をする登場人物がプロになりきれていない奏者であり、夢を諦めきれない姿やちゃんとしてないところなんかを見せていて、彼らに共感しまくりである。

途中ある人物が、志のある三流は四流だから、ということを主人公たちに向かって言うシーンがある。そのシーンの前後から、主人公音楽家たちに向けられる言葉を、初期キャリアの研究者(自分)に向けた言葉のように聞くようになったからこその共感なのかもしれない。

このドラマが他の共同生活恋愛バラエティと違う点は、恋愛感情はありつつも、それがメインではなく、4人がカルテットとしての演奏という一つの仕事で繋がり合っているということ。唯一プロを経験した松たか子演じるヴァイオリニストが仕事に関して他の3人を説得する言葉は聞いていて感動さえする。
彼らを見て真っ先に思ったのは、一冬でいいからどこかの別荘に研究者4人くらい集まって仕事をする、唐揚げを食べる、つまらない映画を観る・・・ということをしてみたいということ。

そんなことを思いながらいつも通りポッドキャスト『研エンの仲』の聴いたことのなかった以前のエピソード(#54)を聴いていたら、ちょうどカルテットの話題が出ていた。ワーケーションで1週間x2ほどAirbnbに滞在して友人たちと仕事をしたというのを聴いて、まさにこれ!これをやりたくなった!

2021年にスイスでシェアハウス生活をしたときは、同じ大学に交換留学に来た学生と、アシスタントプロフェッサーの人と、自分と同い年の卒業生と共同生活をした。その時に共同生活がどんな感じかは良いところも悪いところも経験した。さすがにまた長期間でやりたいとは思わないけど、短期間で、ハッカソンのような形で研究もしくは開発をするような共同生活・別荘滞在をしてみたい。

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