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【公務員試験】 独学での勉強方法 教養試験 知識分野編

こんにちは!もるもるです🐹
公務員試験における教養試験では文章理解や数的処理の他に、日本史や世界史、物理などに関する知識について問われる問題が出題されます。今回は私が独学でどのようにして知識問題を攻略したのか書いていきたいと思います。


1. 一般知識問題とは?

一般知識の問題は大きく以下の4つに分類されます。

  • 社会科学:政治・法律・経済など

  • 人文科学:日本史・世界史・地理・思想・芸術など

  • 自然科学:物理・化学・生物・地理など

  • 時事問題

このうち、社会科学、人文科学、自然科学については範囲が広い上に、各科目1問程度しか出題されないというコスパの悪いものになります。全部学習するには膨大な時間がかかってしまいます。なので、大学受験で学習した科目+αのように取捨選択をするのが重要です。

2. 過去問による頻出分野の分析

過去問を見ずに学習を始めてしまうと、「学習したのに出題されなかった」というケースがよくあります。そのような事態を防ぐため、私は過去問の年度と問題番号・出題内容を各試験ごとに表にまとめて、どの分野が頻出なのかを分析していました。今回は代表して都庁のものを載せます。

都庁の教養試験の過去問

上の画像は実際に使用していた表(一部追加あり)になります。

生物を例に見てみましょう。
まず、腎臓に関する問題が2017年と2022年に、酵素に関する問題は2019年と2023年に出ており、過去に出題された単元が周期的に出題されていることがあります。単元だけではなく、形式は同じ問題も数年おきに出題されている場合もあります。実際の例を見てみましょう。

都庁 2020年 生物
都庁 2024年 生物

上の2枚の画像は2020年と2024年の問題ですが、全く同じ形式で出題されている場合もあります。
このように過去問を分析することで傾向が見えてきます。私は過去問の出題内容を分析した後、直近2年以内に出題されていない分野から出題されそうな問題を予想し対策するというメタ的な学習方法をしていました。

3. 勉強した科目、捨てた科目

時事問題・社会科学・人文科学・自然科学を全て網羅的に学習しようとすると膨大な時間がかかってしまいます。私が実際にどのように取捨選択したのか簡単に書きます。

① 時事問題

時事問題は出題数が3~5問程度と他に比べて多いので学習しました。

速攻の時事シリーズを使って学習しました。各テーマの出題頻度を☆の数でランク分けしており、その点が非常に良かったです。

② 社会科学

社会科学は全科目、頻出分野を中心に勉強しました。
政治 : 各国の選挙、日本の地方自治
法律 : 有名な事件の判例(朝日訴訟など)
経済  :  景気の循環、経済学者の名前 
時事の範囲とも多少被っているので、知識分野の中では比較的コスパは高いと思っています。理系の受験生も完全に捨てるのではなく、参考書を流し読みくらいはしておくことをおすすめします。

③ 人文科学

人文科学分野は日本史(江戸時代の改革のみ学習)、世界史、芸術を捨て、地理と思想(倫政選択だったため)のみ勉強しました。地理は気候の区分が林業のバイオームと被っていたりとコスパが良さそうだったので勉強しました。

④ 自然科学

私が理系だったこともあり、全科目学習しました。
物理 : 計算問題
化学 : 科学者の名前、コロイド
生物  :  細胞小器官、各臓器の特徴、ホルモン
地学  :  気圧、火山
ぱっと思いついた程度ですが、上記の分野は頻出ですので抑えて置くと良いと思います。

おわりに

今回は教養試験における私の勉強方法について記しました。
この記事が公務員試験を志す受験生の役に立てれば幸いです。過去問分析についてもぜひやってみてください。

以上、モルモルでした🐹


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