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カンボジアの現地小・中学校視察

12月25日にプノンペン市内の小学校を見学しました。
まず、校門に入って驚いたのは子供たちは自転車かバイクで通学していたことですね。家族に送ってもらっている子もいれば、自分で運転して登校する子もいました。
小・中学生がバイクに乗っているなんて、日本よりも進んでるなぁ(笑)なんて思ったりしました。

カンボジアでは原付バイクは無免許で運転できます。(年齢制限は存在するようだが取り締まっていないようです)

カンボジアの学校は、午前の部と午後の部があります。なので、午前は朝7時授業開始とかなり早めです。

1時間目の授業、小学1年生教室を見ました。

児童がホワイトボードの前で「この字は【コー】」と定規で文字を示しながら言います。
その後に、クラスのみんなが「この字は【コー】」と言います。
元気いっぱい声を出す子供たち。
途上国の子は目をキラキラさせて授業に参加するとよくききむすが、本当に楽しそうに授業をしていました。
ホワイトボードに書いてある字は6種類。
上から「コー⤴」「コー→」「コー⤵」「コー⤵」「ンゴー」「チョー」
上から4つの文字は日本人が聞くと全部同じに聞こえます。

全部読み終わったら、次の児童がきて初めから音読する。

代表児童「アイ ソォ 【コー】」
児童全員「アイ ソォ【コー】」

これをひたすら繰り返す授業…なかなかシュールです。
日本では
①導入…児童の意欲関心を高め、本時のめあてを明確にする。
②展開…めあて、ねらいを達成するための指導及び実践
③まとめ…本時のまとめで理解の定着を図る。

上記のように3段階に区切り、様々な授業の工夫を練りにねって授業をします。工夫をしないと授業に参加しない児童がでます。
しかし、カンボジアでは特に工夫が見られない授業でも、子供たちが意欲的に学習に参加していました。
なぜでしょうか。

みなさんは何故だと思いますか❔

つづく

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