カンボジア自転車旅 ~ヒッチハイクに挑戦~
午後4時 出発してから12時間が経ちました。
プノンペンから約240キロ
シェムリアップまで約110キロ
走っている時、考えていたのは
・未来の学校教育のあり方ついて
・維新の会とみんなの党の分裂について
・家族について
息子は日本で私と同じように自転車に乗って応援してくれていました。
どんなに疲れていても、子供の笑顔をみると元気が湧いてきますね!
12時間もペダルを右足で踏み込み、左足で踏み込む。この同じ動作の繰り返しに飽きてきました(笑)
そこで、ヒッチハイクをしてみようと思いつきました😄😉
荷台付きバイクに乗っている親子に声をかけると、快諾してくれました🤗😊👍
人生初のヒッチハイクに成功した喜びに浸りながら、荷台に乗りました😉😄🤗
約5キロ進んだところで親子の家に到着し、お別れ😭
感謝の言葉を伝えて、乗せてくれたお礼として1ドル渡そうとしたら。
母親「家までの帰り道に乗せただけだから、お金はいらないよ!シェムリアップまで遠いから頑張って💪」
と言って笑顔でエールを送ってくれました🤗😄😉
あぁ、カンボジア人ってホント優しい😁😁
ヒッチハイクにより、休めたので心も体も満たされて再出発😉
なんだか、何時間でも走れるような気分でした👍👍
道中、面白いエリアがありました。
餅つき機械で、米を潰してコーンフレークを作ってました。熟練の技で手際よく調理してます。
このような店がズラっと50店ぐらい点在してました。
餅つきのゴン、ゴンという音が響き渡る地域。
年末年始の日本を思い出しました。
夕方、段々薄暗くなってきました。
すると、後ろから荷台バイクのお兄ちゃんが声掛けてきました。
バイク兄「どこいくん?」
あっちゃん「シェムリアップ👍」
(もしや、乗せてくれるのかなっ😉期待○)
バイク兄「シェムリアップは、この道まっすぐ行けば着くよ!」
あっちゃん「教えてくれて、ありがとう😁😉」
バイク兄「遠いけど頑張ってねー。またねー。」
(またねって、オイ✋✋)
このお兄ちゃんは、自転車に乗っている外人が珍しくて話しかけただけだったようです。
カンボジアは基本的にバイク&車社会なので、あまり自転車に乗りません。暑くて乗っていられないという事情もあります。
走り去ろうとする荷台バイクのお兄ちゃんに
あっちゃん「ちょっと待って✋乗りたいなー!この荷台👍」
と頼むと
バイク兄「おぉ、乗っていいよ👍」
と快諾してくれました。
このお兄さんは、缶をリサイクル仕事をしているみたいで、途中何度も止まって落ちている缶を拾っていました。
私も、乗せてくれたお礼に缶拾いを手伝いました😁😄
カンボジアでは、缶やダンボールはいいお金で換金できます。
1度、学校の子ども祭り(文化祭のようなもの)で使ったダンボールをリサイクル屋に持っていったら10ドルになりました。これは、カンボジア人の日給に相当します。
残念なぶんかですが、カンボジアはゴミで溢れています。ゴミ箱に物を捨てるという習慣がなく、基本的に地面は全部ゴミ置き場です。
街中にプラスチックゴミが散乱しています・・・
15分くらい乗った後(約5キロ)
バイク兄「家に着いたよ。シェムリアップまで頑張ってねー。」
あっちゃん「乗せてくれてありがとう😊😁助かったよ。カンボジア人は優しいね!」
そういって、お礼に1ドル渡そうとすると
バイク兄「お金はいらないよ。」
あっちゃん「いや、乗せてもらって嬉しかったから。ガソリン代に使って。」
バイク兄「シェムリアップまではまだ遠いよ。このお金で、しっかりご飯を食べた方がいい。またね!」
そう言って、爽やかにバイク兄は去っていった。
カンボジア人は、人助けをしたお礼にお金をもらうことを嫌う文化があるのでしょうかね。
お金よりも大切な何かを受け取った気がします。
夕方5時の時点で残り85キロ・・・
つづく
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