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華金がめでてぇから女の子とスパに行った。〜善良ないい子と、傲慢なクソアラサー公務員〜毎日投稿11日目
前作があるから、目を疑ったのではないだろうか。
間違いではない。確かにオレは3回目のデートをする女の子とスパに行ったのだ。
しかし、
残業とは急に降ってくる。まるでそれは、忍びよる病魔のように。〜fake gen〜
でも、まあ終わると思っちょったのだ。しかし、終わらなかった。
「本当にすいません。25分遅れます。」18時頃に送る。約束時間は19時だった。
ここ1週間、心と体が分離する感覚があった。限界に近い生活をしていた。ご飯を食べて、仕事して、たまにピアノ弾いて、ジムに行って、アニメ見て、ブログ毎日書いて、寝る前に読書することで1日が精一杯だった。連絡がとる気がおきないのだ。心が追いつかない。
今書いて思ったけど、ピアノとブログと筋トレやってる場合じゃないぞと突っ込みたくなったが、人との連絡疎かになっていた。
そして、約束の19時。
19時になってもその子から連絡は返ってこなかった。
まあ、これでよかったかもしれない。
遅刻したら連絡返ってこなかった件
って題名を書いてたら、
「お仕事お疲れ様です。私そのへんぶらぶらして待ってるので、ゆっくり来てください。」
うん、いい子である。本当にいい子なのだ。性格は最高。
でも、なんというか、ちょっと物足りないというか、絶妙にタイプではないのだ。
そう、オレは傲慢なのだ。彼女ができない理由がこれなのは百も承知である。
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じゃあ、温泉行こうか。
私サウナ好きなんですけど、化粧あるから入らないですかね。
あー、なるほどね。
流石にオレも気を遣って、
サウナは、めちゃくちゃ入って整いました。
なんなら、二、三回水風呂サウナを繰り返ししました。そういう傲慢な人間なのだ。
1時間後、早めに上がったオレは思った。
とりあえず、女の子来るまでブログ書くか。(脳死)
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カオスな心理状態である。毎日投稿の呪縛である。これがいずれ吉と出るのか、凶と出るのか。京都行きたいのか。それは門前仲町の神にもわからない。
しばらくすると、女の子が来た。
こっそりロッカーにパソコンを置きに行き、何食わない顔でお待たせ!と言った。
とりあえず漫画読もうか!
これはデートである。ここではセンスが試される。そんなオレが選んだ本は、
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推しの子って、いやお前の完全趣味か!
アラサー、それは違うぞ。絶対今じゃない。と心の天使が泣き叫ぶ。
そして、めっちゃ入りたかったリア充の聖地に入ってみた。
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しかし、ここで誤算が起きた。完全リラックスモードだったのか、オレが傲慢すぎたのか、睡魔がやってきたのか、
オレのリトルフォレストナイトが、反応しないのだ。
その気になれないから、とりあえずボードゲームをやった。
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普通におもろいゲームだった。
その後もヨギボーみたいなソファーに2人座ったのだが、
一切お触りすることもなかった。酒を飲めば、ちょっと変わっただろう。
しばらく無言が続き、傲慢ながら、告白すれば上手くいくシチュエーションなんだろうなぁと思った。
しかしオレは、どうやってこの気まずい状況を
乗り切るかを考えていた。
ふとその子が時計をみた瞬間を見計らい、遅いしそろそろ帰ろっか!と立った。
この起立は、ある意味今回の、ターニングポイントだったと思う。
帰り道。最寄駅で1人になって、この自分の特性がなんとかならぬものかと、雨の匂いがするアスファルトの上で逡巡した。
おっと、あと3分過ぎると毎日投稿が失敗する。
とりあえず今回はこれくらいで締めくくろう。
あー、白馬の女神さま現れねえかな(傲慢)
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