かつての里山に暮らす動植物 その3 草 ~花の魅力は~
さて、かつての里山に生える草編の続き。上はなんとも奇怪な姿の花、オオバウマノスズクサ(ツル植物)。模様もなんだかおどろおどろしいが、形も草の花とは思えない。
横から見るとこんな。
その模様や形からして、ハエのようなものを引き寄せ、奥のほうになにかお目当てのものが隠されているのではないのだろうかと思い、調べてみると、やはり小型のハエがやって来て中にある雄しべの花粉を食べるよう。ただ、花には雌性期と雄性期とがあり、雌性期(雌しべのみが成熟している)には筒の中の毛が立っており