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映画感想#2 「パニック・ルーム」

こんにちは。forEIgnです。

今回は、映画「パニック・ルーム」を観た感想を書いていこうと思う。

主人公の女性-メグは、娘と二人でエレベーター付きの超広い豪邸に住むことになる。メグを演じているのはジョディ・フォスターで、その娘を演じている方は「ターミネーター」のジョン・コナーに似ていた。ちなみに彼女の役名はサラである。

豪邸にはかつての家主が隠していた大金が潜んでおり、その場所は家の中の一部屋に過ぎないのだが、監視カメラ、様々な備蓄品、人感センサー付きの自動ドアがついておりなかなかハイテクなのである。大金が眠っていることも知らずその部屋でメグが寝ていると、突如その大金を狙って強盗3人が家に侵入してくる。いち早く異変に気付いたメグは、別の部屋で寝ていたサラを起こし、強盗に気づかれるも間一髪でハイテク部屋へ逃げることが出来た。一方強盗側だが、強盗のうち一人は建築士であり、この家の構造に詳しい。正面から入るのは絶対に不可能なのである。彼はあの手この手を使って、こちら側から扉を開けるのではなく、相手側に扉を開けさせることによって、部屋に侵入しようと画策する。ところが残り二人の強盗がドジで、なかなかうまくいかない。それに加えて部屋にいる親子が二人とも頭がよく、脱出や救助を求めるための行動を手際よく行っていく。こういう場合ってどちらかが無茶な行動をしたり黙って行ったりしてハプニングが起こるときが多いが、それが無いのだ。この映画は彼女らの行動力の高さが特に印象に残っている。しかしメグは閉所恐怖症で、サラは喘息?もちであり、部屋の中で長い時間過ごしていくうちに次第に彼女らは追い詰められていき、部屋がまさしく「パニック・ルーム」と化すことになる。

建築士である強盗の1人は、大金は狙っているものの侵入当日は家は空き家だと思っており、無関係な親子を襲いたくないという気持ちがある。彼は終盤でサラを助けることになるのだが、結局彼は警察に囲まれてしまう。彼らが侵入さえしなければ親子に危険が及ぶことはなかったのだが、親子を助けた挙句最後は捕まってしまう彼に対しむなしく感じてしまった。

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