2024年3月良かったもの
■ゲーム
・フォークソング
北海道の美少女ゲームメーカーに所属するクリエイターがメーカーの枠を超えて集まったユニット、REWNOSSの作品。
昭和の時代、田舎に住む高校生男女6人を中心に、恋愛を描いたゲーム。
メチャメチャ面白いというよりもしみじみしみじみとする。ドラマチックな展開とか、なにか奇跡が起きるとかそういうのではなく、等身大の人々の触れ合い、すれ違いを優しく描いている。
周回前提で少しずつ会話内容が変わる作りとなっているが、全くだるさは感じず、だんだん彼らが愛おしくなってくる。特に美夏・陽太の鉄壁の幼なじみケンカップルがかわいい。
オフィシャルアートワークスにはおそらくこれが初出のコンセプトアートが大量に掲載。小説版は歩・道成ルートの後日談を本編のライターが書いている。
ついでにWindows11でこのゲーム(1998年発売)を遊ぶ方法を書く。
そのままsetup.exeを起動しようとするとエラーが出るので、まずエクスプローラーでデスクトップとかにデータをコピーする。
下記からIs3Engineをダウンロードし、解凍して出てきたsetup32.exeを先ほどコピーしたフォルダの中のINSTALLフォルダにぶち込む。
その後ぶち込んだsetup32.exeを起動すればインストールできる。
また修正ファイルが存在するが、公式サイトが消滅しているため、Internet Archive上のアーカムプロダクツのページを探して取ってこよう。
・はつゆきさくら
卒業の季節なので。
ストーリーを解説すると勿体ないので飛ばすが、新島夕、今まで舐めててごめん。魔女こいにっきや恋×シンアイ彼女で壮絶なオナニーを見せつけてくる奴だと思ってた。
桜は間違いなく車の人ベストヒロインだし、夜で不足していた桐谷華も補充できたし、どのヒロインも萌え(萌え(萌え))。
だが正直それ以上に、異常にギャグが刺さった。特にシロクマの妄想エロシーンで笑いすぎて喉が痛くなった。
総合すると自分の美少女ゲーム遍歴の中でも上位に食い込むゲーム。
■書籍
・嫌われ者の記 エロ漫画業界凶悪編集者血闘ファイル
エロ漫画の下請け編集者である塩山芳明が各誌で連載していたエッセイをまとめた本。ちくま文庫で「出版業界最底辺日記」として文庫化されているが抜粋版なので(ただし本書出版後の連載もまとめられている)岡山の万歩書店で見つけた際に購入していた。
文庫版を読んだのがかなり前なのでどれが載っていない記事か分からなかったが、改めて新鮮な気持ちで読めたので得だったということで。
やはり連載漫画家、同業他社の編集者、映画監督、作家に対する罵詈雑言が酷い。しかし今ネットに溢れている一般人の罵詈雑言と比べると全然ムカつかない。全く嫌らしくない。むしろ清々しい気持ち。
不健全図書指定関連の攻防や、エロ劇画の衰退周りは当事者の記録として興味深い。
・HYPERTEXT Vol.1: カウンターカルチャーと陰謀論
戦後アメリカの陰謀論とカウンターカルチャーについて取り上げたZINE。
上記クラウドファンディングのページに書いてある通りの作りとなっていて、読む前に自分が持っていた朧げな知識が流れとして構成され直した。
サブジーニアス教会の記事が一番面白かった。冗談の通じない奴らはクソだ。
■映像
・ブルーアーカイブ 「にぎにぎと ゆきゆきて」イベントPV
天才萌萌映像制作集団に改名した方がいい。
なんかいい感じのKawaii Future Bassに乗せてグニグニ拡縮する美少女キャラクターをずっと見ていたい。
ブルアカのイベントPVはどれも手が込んでて毎回楽しみ。こういうところにコンテンツとして惹きつけられる。
ついでに好きなイベントPV2位と3位貼っていい? いや、貼るね……。
・「アビドスリゾート復旧対策委員会」イベントPV
エロ過ぎて埋め込みできない。まぶしくてみえない(yozuca* ~ダカーポ2~ D.C.Ⅱ 挿入歌 ななかルート EDテーマ)
・「GetSet,GO!~キヴォトス晄輪大祭~」イベントPV
美少女キャラクターが頑張っていると、うれしい! もうこれ核心価値観だろ。
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