見出し画像

「全員×自分= 」

こんばんは。 
滑舌が神がかってる加登です。 

そうなんです。わたし滑舌が少しばかり悪いんです。よく滑舌が悪い人は損ばかりしていると言われます。でも、実際はそんなことありません。今回は滑舌が悪くて得したことを1つ紹介します。

それは会話してると韻を踏める言葉をたくさん発見できるということです。私が実際に言ったつもりの言葉と、会話相手が聞き間違った言葉は大体韻を踏んでいます。なので、もしラップしたいなと思った人がいれば、周りの滑舌が悪い人と話してみてください。きっと新たな発見に出会えるはずです。

本題に移りましょう。
先日、4回生で2019年度のチームスローガンを決めました。チームスローガンとはチームに所属する個人の年間を通した行動指針になるものと、わたしたちは定義しています。それでは今シーズンの神戸大学体育会フットサル部のチームスローガンを見てみましょう。

「全員×自分= 」

今年度のスローガンに懸けた思いを簡単に説明すると、1人1人が当事者意識を持って行動し、個人の挑戦を支えるチームにしたいというものです。詳しく知りたい人は以下のリンクから飛んで見てください。

河野拓斗(平成31年)「スローガンに込めた想い」
最終アクセス:令和元年5月13日

スマホケースも原付も下宿先も全て被せにくるぐらい、僕のことが好きな同回生の河野拓斗(通称:かわたく)が書いてくれています。京大落ちなだけあって、文章力がとても高いです。ちなみに大学院は京大にリベンジするそうなので応援しましょう。

かわたくがスローガンに込めた想いをブログに書いてくれたので、僕からはスローガンが数式になっている理由について説明したいと思います。工学部電気電子工学科(通称:でんでん)の力の見せ所ですね。

現状が全員=10、自分=1として

答えを20にしたいなら
まずは自分が1→2に行動する

行動したけど失敗して
1→0.5になってしまったとしても
全員が10→20になって個人の失敗をカバーする

もしも自分=0やー1になったら
仮に全員が10→100になったとしても
答えは0かー100だ

かわたくがブログで書いてくれたことと、本質的な意味は何も変わらないのですが、数式で考えることでより強調される部分があります。また、わたしはその部分こそが今年度のスローガンで一番大事なところであると考えています。該当箇所を上記の説明文から1文抜粋しましょう。

答えを20にしたいなら

え、これが1番大事なん?って思われた方がほとんどだと思います。今年度のスローガンではあえて""のあとを空白にしています。つまり、未完成な方程式となっているのです。

義務教育を経てきた人なら誰しも、未完成な方程式を見ると、ついつい答えを入れて完成させたくなるものですよね。その感覚がとても大事になってきます。

答え、つまりは自分やチームのありたい姿や理想像を思い描いて言葉や文字に起こして表現することが大切なのです。このステップを踏んで始めて、個人の挑戦をチームで支えるといった話ができます。

昨日から「フォルゲレnote企画」(参照)が始まったわけですが、これは私がインカレに向けて何か部員たちのモチベーションが上げることはできないかといって提案した企画です。

少し前に戻ると、同回生の河津翔太が学年間の繋がりを強化し、インカレに向けてチームとしての一体感を高めるといった目的で「ファミリー対抗いいね企画」を提案し、同じく同回生の鈴木簾は新入生に向けて、入部してすぐに訪れるインカレの重要性を伝えて、インカレレに向けてチームとして一体感を高めるといった目的で「新入生向けのインカレ説明」を提案してくれました。

どの提案もチームとして取り組んで、いわば個人の挑戦をチームで支えるといったことができています。

今挙げた人の他にも、最近は4回生や幹部を中心に提案があり、スローガンが体現されていて凄くいいことだと思います。と同時に、こんなことも思いました。

もっと多くの人が自分(チーム)のありたい姿をみんなに共有してもいいんじゃないか

ということです。学年、立場、役職関係なく下級生、サテライトの選手、マネージャーからどんどん提案していってほしい。

大事なのは答えの大きさではなく、どんな答えを入れようかと考える姿勢だと私は思います。「チーム全体を考えた提案なんて出来っこない...」と考える必要はありません。どんな些細なことでもいいから、どうしたいか考えることが大切です。

例えば「アラで勝負したい」と伝えてくれれば、セットのメンバーはその提案を聞き入れて、提案してくれた部員がいい位置でボールを持ったら周りのスペースを空けて思う存分、勝負させてくれるでしょう。

どんな些細なことでもいいので、自分のしたいことをチームメンバーに共有してほしいなと思います。

この記事を読んで、少しでも共感してくれた部員がすぐに行動に移してくれることを心の底から楽しみに待っています。そのときは広報係として、また一部員としてサポートできることがあれば、全力でサポートしていきたいと思います!

偉そうなことを言ってしまいましたが、同時に私自身も残りの大学フットサル生活を通して競技、組織面ともに日本一のフットサル部を目指して挑戦し続けることをここに宣言します。

最後に1つ広報係として、抽象的ですが部活を引退するまでに叶えたい願いを書いておきました。






部活のTwitterアカウントが部員の自己実現を後押しするツイートで溢れかえっていますように。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?