旭川に新しいアリーナを‼~ライブ会場がない!?~

ヴォレアス北海道というプロスポーツチームが旭川を中心とした道北地域に誕生しVリーグ参戦を果たして早約6年
地元のコミュニティーFMのトーク番組「トゥデイズターゲット旭川」でレギュラー出演するCEOの池田憲士郎氏は語ります

「新しいヴォレアス北海道が使用するアリーナを作りたい」
「建設費用を負担していただける投資先も実はある」


このアリーナもし実現すれば
旭山動物園に次ぐ道外からの観光収入元になることは間違いないです(現在のヴォレアスホームゲームによる地元割合は50%残りは上川管外からの観客)

しかも今現在旭川で問題になっている若年者層の人口流出の歯止めにも大きく寄与できると考えます
若者の都心部流出の歯止めには雇用などの創出ももちろん大事ですが
それと同じくらい

「ライブやコンサートなどエンタメの充実」

も若者の本音としては重要な事なのです
総務省が平成27年に「地域におけるICT利活用の現状に関する調査研究」で統計では地方公共団体が考える「地方公共団体が考える人口流出の要因」に”娯楽施設の不足”を考える自治体が34.6%あります

今年高校卒業を迎え四国のある地方から都内の大学に進学した若者は

「地方だと人とのつながりに限界がありイベントなどにも参加できずモヤモヤした雇用などの仕事に関しては工夫次第でなんとかなってもこればっかりは自分の中で解決できなかった」

と語ってくれました

北海道出身で現在関東圏で社会人をしている女性は

「高校生のころ東京で行われる大好きなアーティストのライブに行けずにイライラした」

とも語ってくれました

こう言う若者は少なくないと筆者は考えます

場面は旭川に戻り…
実は旭川のライブ開催は大きな分岐点と危機に瀕しています
32万強の人口を誇るにも関わらず
駅からアクセスのよい1500人収容の旭川市民文化会館が老朽化が激しく(1975年開館)2021年12月には緞帳(どんちょう)の危険性が指摘され一時使用禁止されるありさま
何度も改修が検討され、いざ改修しようとすると予算以上に改修費用が掛かることが指摘され白紙撤回
建て替えも計画されましたが、議会や市民団体の激しい反対にありこれも白紙に…
現在は建て替えに向け初日の検討会が先月末に市で検討されている状態です

道北アークス大雪アリーナという施設(1985年開館)が駅から少し近くにありますが
基本的にスケートやアイスホッケーのために作られた施設で冷暖房(空調)施設が非常に弱くエンタメを行う施設としては弱いです
2021-2022シーズンヴォレアスホーム開幕戦が行われましたがコロナ禍と言うことで定期的な空気の入れ替えが行われる中当日気温が9アリーナ内はコートを着ての観戦でも寒く震える状態でした
そんな過酷な環境の中で大きな怪我人も出てしまいました

ヴォレアス北海道というチームのためにも
音楽などのエンタメ界のためにも
経済効果のためにも
若年層のための賑わい効果のためにも

新アリーナ建設は急務かと思われます


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