バベルの塔 はじめに

この物語は、僕がIT業界に入ったきっかけの小説が頭から離れないで、社会人二年目頃に書き始めたものです。

そして、その後、あまりの忙しさに心の余裕が無くなり、最後まで書ききることが出来なかった物語です。

当時は勢いで書いて、ある時PVが爆発してランキングに乗ったりもして、テンション上がりながら書いていたのを覚えてます。


それから、随分とタイトなスケジュールの現場に行くことになって、朝から晩まで仕事、スキルも経験もない中、日々を必死でやり抜くうちに、書くよりも、寝る、が大事になりました。

文章を書くのって、書き続けないと本当に書けなくなります。

この物語は、変な話なのですが、各場面の終わらせ方は決まっていて、そこまでの道を辿るだけのはずだったんです。

なのに、ようやく忙しさを抜けて、物語に向き合った時。僕には道がわからなくなりました。そして、色んな物語を読んでは面白いなぁと感じて、少しずつ言い訳をして、書くのを辞めてしまいました。


仕事は、今では独立して、何とか生活に余裕もできてきて、家族もできました。

それでも、たくさんの物語を読んで余韻に浸っては、少し思い出します。妄想だけで終わらせていたら、違ったのかもしれないのですが、僕は、登場人物達を文章に落としてしまいました。


誰も代わりには終わらせてくれない、自分が始めた物語は、思ったよりもトゲとして残るみたいです。


この間、noteを始めてみました。
久しぶりに、呟くでも、感想でもなく文章を書いて、まさかの、思い出してしまいました。

なので、当時の書き残したものを手直しして加筆したりしつつ、ここに書いていこうと思います。
完結させることが出来たら、やり遂げた感想を100円で売るという自己満足の目標のためのマガジンです。

もし、楽しんでいただけると幸いです。
まずは、序章から。どうぞよろしくお願いします。


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