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軌跡シリーズ考察② 導力についての考察

こちらに引き続き、今度は電力より便利に見える導力についてです。

空FCの頃はふーん、良くある電力の代わりか、と思ってました。

導力革命というものがあって、世界が加速しているんだね、うんうん産業革命みたいなものね、みたいな。

それが今では、

・導力は霊力?霊脈が東方で枯れてきているのとなんかの関係が?
・導力器って実はアーティファクトの汎用版?
・そもそもエプスタイン博士って何者だ?
・同時期に発足した遊撃士協会との関係は?
・そういえば遊撃士も本部、というか創設の人達出てこないな。

と疑問はつきません。

それでは書いていきます。

導力とは?

導力とは、天然資源として採れる『七曜石(セプチウム)』から引き出される特殊なエネルギーのこと。 だそうです。

この導力を元に動作するのが『導力器(オーブメント)』な訳ですが、時計から冷蔵庫のような日用品、導力銃や導力杖などの武器、飛空挺や戦車、人形兵器など様々なものに活用されています。

更に、時間経過で回復するというチート燃料っぷり。そりゃ蒸気機関も火薬も廃れますわ。

で、気になるのはやはり七曜石の七曜という言葉です。

ケビンやガイウスが、時々唱えるように、七曜はそれぞれの属性霊力と対応しており、それは導力としての七属性と一致しているのはもう言うまでもありません。

『七の至宝』もありますし、何よりエプスタイン博士は古代遺物を研究した結果、導力を抽出できることを発見し、導力革命が起きたとされています。

創の軌跡でも、導力ネットワークと、龍脈(霊脈や七曜脈とも言われる)という説明があることから、導力≒霊力ではありそうです。

那由多の軌跡との関連については、世界観でも少し触れたように勝手に思っているだけではあるのですが、那由多の軌跡で言う神の一族は、《ミトスの民》と呼ばれ、星の力を操る霊的存在の事でした。

女神から授けられた、『七の至宝(セプト・テリオン』も、未だ謎が多い『古代遺物(アーティファクト)』も、それぞれの大元が導力のようなもので動いていると言う事であれば、導力=星の力なのでは無いかと思っています。

そして、星の力であれば、少しだけ時間経過で回復するという性質も納得感がある気はするのです。

死んだ者達は星に溶けて還ると言う言葉もありましたし、回復というのは、再利用のようなものを指すとしたら、導力器というのは果たして。


導力革命

50年前、導力学者エプスタインがもたらした技術革命。古代の遺物アーティファクトの機構を解明した博士は、大量生産が可能で様々な分野にも応用できる汎用導力器《オーブメント》を開発した。なお、エプスタイン博士の直弟子の1人であるラッセル博士は、時計職人が多くいたリベール王国にオーブメント技術をもたらした。以降、リベール王国はオーブメント開発の最先端の場となっている。

FCの世界観より

導力器(歯車が那由多のアストロラーべと被る)

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現実世界のアストロラーべ

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那由多の軌跡のアストロラーべ(ファルコムのTwitterより)

画像3

さて、導力革命とエプスタイン博士、そして導力器についてもファクトと妄想を垂れ流します。

エプスタイン博士は、七曜暦1154年にレマン自治州で死去しています。
零の軌跡や閃の軌跡(同1204年)の際に、約50年前に導力革命が起きたと説明があるということは、導力について発見してすぐに亡くなっていることになります。

その後、三高弟と呼ばれる、リベール王国のラッセル博士・エレボニア帝国のシュミット博士・カルバード共和国のハミルトン博士により、導力革命は加速し、第二次導力革命とも呼ばれる流れになっているのが作中の現代です。

その間50年は短いようにも感じますが、現実世界でも、エクスポネンシャル・テクノロジーを代表に言われるように、技術の発展は加速度的に行われるので、非現実的でも無いと思います。

人類最後にして最高の発明となるだろうと言われる、技術的特異点(シンギュラリティ)についても、創の軌跡で人類には早すぎたものとして述べられましたし、実際の科学の発展の歴史や予測から外れた全くのリアリティの無い世界観では無いですね。


さて、では先程の導力が星の力なのでは無いかという妄想を元に話を進めます。

古代遺物(アーティファクト)を参考に、七曜石から導力を取り出せる技術を発見したとされていますが、つまりは、神の一族に許されていた、ゼムリアでいうと女神の領域?の星の力を操るという現象の汎用化な訳です。

現実で、もし地球の不思議パワー的なものが存在して、それを鉱石から取り出せて、時間経過で回復する上に、照明・暖房・通信・兵器・魔法・飛行船など様々な技術に応用できます、なんて言い始めた日にはノーベル賞どころじゃ無いですね。

でも、火薬燃料が廃れた、ということは、石炭や石油、そして電力の発展を遂げるかも知れなかったところに、もしそんなクリーンなエネルギー出てきたら間違いなくそうなります。


ただ、気になるのは、そんなことを成し遂げたエプスタイン博士とはマジで何者なの?ですが、それも今後明かされていくのでしょうか。

そして、東方で龍脈(霊脈)が枯れていて人が住まない環境にという話だけは閃の軌跡でありましたが、導力器の普及に関係する話なのか、それともらそもそもの可能世界としてのゼムリアがそう作られていたから、なのか。

どちらもありそうで、そしてどれでもなく新しい情報がどーんとくるのか気になるところです。

最後に、遊撃士協会との関係は?

実は昔からあったのかと思いきや、導力革命と同時期に、しかもレマン自治州で出来ており、エプスタイン財団からの多額の寄付によって成り立っていて、導力器の普及にも寄与しているという。

あれ?実は『民間人の安全と地域の平和を守る』事を最優先という流れの中で、世界に導力器を広めるための実働部隊にもなっていたり、というのは穿ち過ぎかな。

この辺の、レマン自治州の遊撃士協会の創設者だったら本部の人も、黎の軌跡以降で登場するのでしょうか。


さてさて、導力が星の力なのでは無いかというのは完全にファクトの無い妄想ではありますので、考察では正直無いのですが。

なんかファルコムさんなので、当たり前のように受け入れている、時間経過で回復して何にでも使えて昔からあって魔法の元ですらある上に七曜石という鉱脈から取り出せるという、理由の設定はあると思うので、外れていたとしても何かは出てくるだろうなと楽しみでおります。

読んでいただけた方、ありがとうございました。
お互いファルコムの沼にハマって楽しめたら幸いだと思います。

ではでは。

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