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「ファシリテーターは、自分や相手の中にある答えを見つけて引き出す」 ファシリ講座受講生インタビュー・吉田恵実子さん

#ファシリ講座の魅力  とは

一般社団法人Foraが主催する大学生向けのファシリテーション講座のリアルを探るべく始まった新企画です。Foraのファシリテーション講座を過去に受講していたメンバーにインタビューを行っていきます。講座生目線の魅力やおすすめポイント、リアルな感想盛りだくさんです。

第1弾は吉田恵実子さんです!

受講生プロフィール

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吉田恵実子(よしだえみこ)
通称エミリー。受講時は東京理科大学工学部機械工学科の学部3年。大学での研究テーマは宇宙トイレの開発。宇宙探査にも興味がある。趣味は飼い猫(×2匹)と遊ぶことと、落語を聞くこと。学問ファシリテーター育成講座の8期生。

Q.普段はどんな活動をしていますか?

大学では、宇宙で使うトイレの研究・開発を行っています。重力の働く地上と異なり、無重力の宇宙空間で用を足すのは実はとても大変なことなんです。宇宙を「生活の場」として捉えた時、トイレは生活の質(QOL)を保つためにとても重要なものであると考え、快適かつ機能的な宇宙トイレを作っています!

Q.講座を受講しようと思ったきっかけを教えて下さい。

元受講生の友人がシェアしたFacebook投稿を見たことがきっかけです。
以前、Fora設立者の亀岡さんのお話を聞いたことがあり、実は受講の2年半前からForaのことは知っていましたが、そのForaが大学生向けのファシリテーション講座を実施していたことは知りませんでした。

元受講生の友人がの話や、各回講師が変わり学べることが違う点、そしてファシリテーションをアカデミックな内容も含めて体系的に学べる点に惹かれて受講をすることにしました。

Q.ファシリテーションを知ったのはいつですか?

高校生のときに英語の先生が議長のことをファシリテーターといっていたので言葉自体は知っていました。

Q.ファシリテーションが重要だと考えたのはどんな経験からですか?

同じく高校時代、文化祭の準備のときに、クラスの企画のリーダーとしてクラス全員の意見を聞きながら一つの案として形にする、という機会がありました。

40人の意見がバラバラでなかなか一つのアイデアに絞れない中、どうすれば全員が情熱を向けられるような企画にすることができるのかを試行錯誤しながら、私自身の議論をまとめるスキルについてももっと磨きたいと思っていました。

また大学に入ってからさらに活動の場を広げて行く際にも、いわゆる話合いの場のみならず、モノづくりやイベントの企画などの様々な場面で、相手の考えを受け止めつつ、そこからさらに一緒によりよいものを作って行くための手段として、ファシリテーションが重要であると考えるようになりました。


Q.受講後の感想を教えて下さい!

いい意味で、あっという間に終わってしまいました!
講座で時間をかけて学んできた講師の方たちと一緒に、自分に足りないことや自己分析をできたことで、自信につなげることができました。

また受講後も、南多摩にある中高一貫の高校で探究学習のTA(ティーチングアシスタント)に関わらせていただいて、良い実践ができていると思っています。探究学習というのは、高校生が2年間をかけて自分で研究をする課題について、研究テーマやそれに対する自分の仮説、検証方法を一対一で一緒に考える、というものです。

その生徒が何に興味があり、何をしたくてこのテーマを選んだのかを対話を通して探り、さらに研究としての可能性や課題を一緒に考える、という流れの全ての場面でファシリテーションのスキルが生かされていると感じています。

これから受講を考えている方も、ぜひ高校の現場での実践をやってみてほしいと思います。

Q.講座で得た学びを教えて下さい!

「話し合う」ということの可能性が広がりました!
ファシリテーターは話の交通整理だけでなく、自分や相手の中にある答えを見つけて引き出す、そんな素敵なこともできるんだと気づくことができる講座でした。

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インタビューは以上となります。いかがでしたか?
吉田さんが学んだファシリテーション講座に関して、もっと知りたい!と想っていただけたら幸いです。

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毎週水曜日:5月19日(水)~6月30日(水)開講
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インタビュー第2弾も近日公開予定!お楽しみに。

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