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社会福祉士3年目の抱負

社会福祉士3年生のうーびーです。

2024年度の抱負を述べる前に、2023年度の振り返りをします。

1 2023年度の振り返り
(1)市民後見のNPO団体に入会
 福岡市で今年度に設立20周年を迎えた「高齢者・障害者安心サポートネット」に入会しました。元々のご縁は、市民後見人養成研修に参加したことがきっかけで、地域の枠を超えた活動が市職員の私にとってとても居心地が良かったことと、研究熱心なことが入会の理由です。
 実際の活動は月例の勉強会の参加が主で、例えば相談会に参加するといった対外的なアウトプットは無かったのですが、継続的な学習の場として活用しました。

(2)補助人を受任
 NPO活動とは別で知人の紹介で、精神2級の方の補助人を受任いたしました。3月のことです。受任前に本人とお話しをしてお互いに納得した上でのことです。主な業務は金銭管理ですが、NPOで学んだ身上保護重視の活動を心掛け、一緒に買い物に行ってべちゃべちゃだった布団を買い替えたり、音信普通だった本人の親族への連絡の糸口を作ったりしました。
 現在では、月に一度、本人宅を訪問し、本人が心地よく健康に生活できるよう支援しています。
 なお、公務員のため、補助人は無報酬のボランティアです。

(3)災害ボランティア
 2023年の7月は九州北部豪雨で川が決壊し広い地域で土砂災害が起きました。私は、福岡県の東峰村と那珂川市で災害ボランティアに参加し、土砂掃きをしました。ひとりひとりの出来ることは小さいですが、みんなで力を合わせて再興していくことの力を感じました。また、ボランティアセンターを運営している社会福祉協議会の手際の良さも目の当たりにして感心しました。
 災害といえば、2024年は能登半島地震という衝撃で正月を迎えました。私はたまたまその週末のDWAT登録研修を受講したので、とても現実味を持って学ぶことができました。その後、DWATに登録し派遣要請に手を挙げたかったのですが、仕事の都合と先方のニーズとの兼ね合いで派遣はかないませんでしたが、災害対応に関する知識と経験を積んだ一年でした。

2 2024年度の抱負
(1)社会福祉士としての研鑽とネットワーク構築
 社会福祉士会では、研鑽のための研修を実施していますが、昨年度は仕事の関係で十分研修を受講できませんでした。今年は、基礎研修Ⅱという1年を通じて実施される研修を修了し、ステップアップを図ろうと思います。
 また、NPOでは成年後見に関する事例研究を通じて、日々の後見活動に生かしたいと思います。
 これらの活動を通じて、ネットワーク構築にも取り組んでいこうと思います。

(2)社会開発
 こちらは本業の方です。公務員として、現在、政策を担当する部署にいます。地域の福祉力を上げていく-これは地域でインフォーマルな福祉マインドを高めていくという視点と、困った時に積極的に福祉サービスを利用していく視点-に分かれるのではないかなと思います。
 今の社会の現状をさらによく知り、解像度高く、さまざまなことにチャレンジしていき、多くの方と連携しながら政策の厚みを増していければと思います。 

(3)団体活動
 補助人を受任したことから、普段から考えていた成年後見の任意団体を立ち上げることにしました。ホームページも作っていないので、詳しい話題は控えるとして、小さな活動でも滴る水が途切れないように継続して少しずつ形にしていきたいと思います。

なんだかんだと盛りだくさんですが、自らの心身の健康も大切。
しっかり食べて、しっかり睡眠。
ついつい怠りがちな体のメンテナンスも継続していきたいです。

おわり

写真は「プアンマーライ」という、タイの花飾りです。先日、バンコクに行った際にいただきました(^^)


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