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キム・ヒョンジンのオススメアニメ【赤髪の白雪姫】


おはようございます。

自分の生き方は自分で決める

今回は少し路線を変えて、少女コミックが原作のアニメ【赤髪の白雪姫】を紹介します。

作品紹介

主人公の白雪は真っ赤な林檎のように赤く美しい髪を持つ少女で、極々普通の町娘です。

しかし、ある時、母国(タンバルン)の王子・ラジよりその赤く美しい髪が珍しいと気に入られて愛妾にされかけます。

白雪は見た目だけで愛妾に選ばれ傍に置かれる状態に「私の赤い髪が気に入ったのならば…」と自身の赤い髪の束を切り落とし、家を出ます。

ゼンとの出逢い

母国を離れた白雪は道中にて少年・ゼンと出逢います。

たまたま空き家の前で体を休めていた白雪は、急に塀を飛び越えて来たゼンが着地に失敗して手首を痛めたところを見て、自身が薬剤師であるため塗り薬を持っていると話しかけます。

しかし、ゼンは誰かわからない者からの薬は毒かもしれないから要らないと断ります。

白雪は上から物を言う人間はどこにでもいるなと感じ、「あいにく毒を持ち歩く趣味はない」とゼンに言い放ち、自身の手首に打撃を与えて塗り薬を塗って毒ではないことを証明します。

その姿にゼンは白雪が悪者ではないこと、ゼンの傲慢な態度にも怖じけず自分の意見をはっきり話す姿に確信を持ち、「任せる!」と言って痛めた手首の手当てを白雪に託します。

手当も終え、森の中を散歩していると白雪の髪が木の枝に引っ掛かり、ゼンに引っ掛かった髪を切って欲しいと伝えるのですが、「女の髪をむやみに切ることはできない」と言って、白雪がなぜ家を出ることになったのか話を聞くことになります。

白雪は愛妾の件を話し、切っておいてきた上で見飽きてもらおうと思ったとゼンに話します。

ゼンは驚きつつも、「お前の大事な赤だもんな」「赤は運命の色のことを言うだろ?今は厄介なだけでも、案外いいものに繋がっているかもしれないぞ」と白雪に伝えます。

そんな二人の元に林檎が届きます。

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赤い林檎

その林檎は白雪の母国から届いたものでした。

白雪は「籠に入れるくらいわけないか…」「この赤もうダメかな…」と白雪自身と林檎を重ね合わせた話し方をした時、ゼンは白雪が持っていた林檎を食べます。

白雪は「馬鹿なことを言った」と言って訂正しようとすると、その林檎には毒が塗られており、ゼンは倒れます。

ゼンが倒れた後、林檎を送ってきたラジ王子の側近が現れ、「ご友人へ解毒剤を飲ませたければ王子の元へご同行を」と言い放ち、白雪をラジ王子の元へ連れていきます。

ラジ王子と対面した白雪は「友人に解毒剤を」と嘆願しますが、ラジ王子はそれよりもと自分の愛妾を断った白雪に対してプライドが傷付いたと言い、白雪から愛妾にして欲しいと宣言し直すように要求します。

その言葉に白雪も呆れますが、ゼンが真っ直ぐに自分と向き合って話しかけてくれた言葉を思い出し、ゼンを失いたくない思いを胸に解毒剤を手に入れることを条件に愛妾を受け入れます。


ゼン・ウィスタリア

白雪が愛妾を受け入れようとした時、ゼンが怒鳴り込んできます。

白雪はもちろん、ラジ王子も毒林檎を食べたはずのゼンが動いている姿に驚きを隠せずにいますが、ゼンは白雪に優しく話しかけます。

「驚かせてすまない」「俺はクラリネス王国 第二王子 ゼン・ウィスタリアだ」

ゼンは自分の身分が時に周りの人をも変えることを知っていたからこそ、証さずに白雪と接していましたが、白雪の揺るがぬ芯の強さにゼンも真正面から向き合うことを決めて名乗ったのでした。

隣国同士の王子が毒を盛られた、盛ったとなると世間の目も評判も悪くなるため、ゼンは今回のことは内密にする代わりにもう二度と白雪に関わるな、と告げます。

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自分の運命

白雪は今回の騒動は自分が招いたことだと悔みますが、ゼンは白雪に「これからどうしたい」と問いかけます。

ゼンに毒を食べさせてしまったことを悔いるのではなく、これから白雪はどうしたいのか、この運命をこの場限りの毒とするかこれからの繋がりかを決めたら良いと言います。

誰かに決められた道ではなく、「自分の道は自分で決める」と決めて、ゼンがいるクラリネス国で新たに生活を始めます。


自分で決める

二人の出逢いはひょんな事からでしたが、それぞれが自分の人生という物語を運命に流されるのではなく、自分で決めると心に決めているからこそお互いに惹かれ合い共に過ごす時間が長くなっていきます。

私の周りにも自立した女性や、これだけは譲れないという想いを持った人や仲間がたくさんいます。

自分で決めることには勇気もいりますが、自分で決めたからこそ揺るがない決意に代わり、どんなことがあっても乗り越えることができる原動力にもなります。

私も自分の決めたことに責任を持って、私だけでなく私の仲間とともに幸せになる道をこれからも選び、それに対して挑戦もしていきます。

キム・ヒョンジン

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