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シャニマスのコミュ全部読む【Part10】

はじめに

11日のガチャ更新が待ちきれない今日この頃。早く摩美々が引きたいです。
恒常の摩美々は【摩的・アンチテーゼ】以来518日ぶり(!)とのことで改めて数字にするとビビりますね。最近の恒常は真乃といい、甘奈といいかなり優しめなのでガチャ自体はなんとかなりそう。
今回読む【ヒーローインザパーク】、シャニマスやり始めのころは果穂が気になってたこともあり、性能的にもイラスト的にもめちゃめちゃ欲しかったんですが全然出なかった記憶があります。

概要

・全カードのコミュを少しずつ読んでいく。
 ※ただし自分の持っているカードに限る。
・コミュを見て感想を書く。ある程度まとまったらnoteにアップする。
 ※多い、少ない、正しい、間違ってるは気にしない。思ったことを書く。
・絞込み機能の「リリース順」「昇順」を使い、サポート→プロデュースの順番で見ていく。
 ※ただし【283プロのヒナ】など同時実装のカードは適宜ユニット順序を整理して読む。

この企画の記事は下記リンクのマガジンにまとめているので、最初から読みたい方はこちらから読んでいただけると嬉しいです!

今回見たカード

・【ヒーローインザパーク】小宮果穂
・【ふれんど日和】杜野凛世

【ヒーローインザパーク】小宮果穂

ダウンロード (23)

ヒーローはかっこいい! 

「樹里さん、お茶...お飲みになりますか...?」
「あ~...うん。頼む」
夫婦???
樹里がお茶頼む前に「あ~...」って言いながら自分がお茶欲しいかどうかを自問するの、やりとりに生々しさがあっていいですね。

「変身!ジャスティスレッド!」
「これは新しく始まった特撮ヒーローの変身ポーズなんですっ!」
果穂の好きな特撮番組、ジャスティスVですね。
果穂が黄色のランドセルを使ってるのって「その日見たジャスティスVのイエローがカッコよかったから」っていう理由なので、6年前からジャスティスVが放映してることになるんですよね。「新しく始まった」とも言ってるので、一年ごとにジャスティスVの新シリーズが始まってるんでしょうか。
エイプリルフールで出た『絶対正義 EVERY DAY』のジャケット絵を見ると、ジャスティスVなのに11人もいます。果穂が小学校に入る前に始まったジャスティスV、最初は5人チームだったものの1年ごとに追加戦士が入ることで果穂が6年生になる頃には11人になった、と考えると辻褄が合っちゃうんですよね。せっかく辻褄が合ったのでこれから事あるごとにこの説を唱えていこうと思います。

「そういえばアタシも子供の頃、兄貴と一緒に見てたなぁ...」
樹里と果穂、どちらも兄がいるっていう共通点があるんですよね。樹里は口調とかバスケとかに兄の影響を感じますし、果穂の特撮好きっていうのも兄と一緒に見たとかがきっかけになっていそうで、2人の兄のお話はもっと詳しく聞いてみたさがあります。
樹里の兄は多分ここ以外で言及がないので分からないんですが、果穂に関しては兄とケンカしてしまったというお話があるので、そこまで年齢が離れていない兄妹だと思われます。中学生くらいでしょうか。高校生とかで小学生の妹とケンカしてたら大分引くんですが、1人っ子なものでその辺の空気感がイマイチ分かりかねます。

「えへへ!このジャスティスVはですねっ...」
「ふんふん...」
「ふふ...。お二人とも、まるで姉妹のよう...」
樹里、どちらかというと子どもと一緒に特撮見てたらハマっちゃったお父さんみたいな雰囲気です。3人で特撮番組見てる姿、もう夫婦と娘にしか見えません。

正義は勝つ 

「チョコアイドルだもん!お仕事のためにも、お菓子の研究してるんだ」
智代子は自分の方向性を自分でしっかり考えていて、合理的かつ客観的に「園田智代子」というアイドル像を作り上げる、がっつりセルフプロデュースするタイプのキャラクターなんですよね。黛冬優子や、シンデレラガールズの前川みくにかなり近い気がします。

「あはは、すぐ見つけたね」
果穂のために食玩を買ってきて、しかも的確に果穂が欲しがっているものを選べるっていうのは弟がいるからこそだなって感じがします。放クラ、果穂・樹里・夏葉に兄、凛世に姉、智代子に弟がいる構成で、家庭で姉をやってるのは智代子だけなんですよね。

仕事が忙しくてジャスティスⅤが見れない果穂、小学生にして社会人の悲哀に足を踏み入れててヤバいですね。

「アナタたち...何してるの?」
「今の私は夏葉じゃないわ...
 全宇宙を統べる、ナツハ宇宙大皇帝なのよ!」
ドン引きしてたのに一瞬でヒーローショーに取り込まれる夏葉。夏葉のこういうとこ普通にかわいくてなんか悔しいです。

果穂はヒーロー! 

忙しい果穂のため、オフの日にヒーローごっこをしようとする放クラ。もうこのあらすじだけで最高に放クラって感じですね。

「どうして私が樹里の手下なの?魔王役は私でいいじゃない」
果穂カントクの配役に物申す夏葉。いや物申すな。凛世が終始困り顔してるの、特撮番組の文脈がイマイチ分からないっていうのもあるんですが、まだ初期のコミュなので放クラのノリについていけてないっていうのもありそうです。凛世が放クラで鍛えられてどんどんノリが良くなってくの、見てて微笑ましいというか可愛いんですよね。

イラストのシーン。数ある放クラのサポートの中でもとびっきりに好きなイラストです。白い輪郭、集中線、果穂の影に網トーンを使っているところも含めてマンガっぽい表現が多いですね。

4人のデフォルメも良くて、凛世が「む、無念...」って言いながらすべり台降りてると思うとめちゃめちゃかわいい。2人はあんまり意識してなさそうだけど、樹里と智代子がぎゅっとくっついてて""良い""ですね。

放課後クライマックスレンジャー

ヒーローショーを見に来た5人。樹里と夏葉が揃ってヒーローショーに夢中で、からかわれたときの返し方まで一緒なのニヤニヤしちゃいます。

夏葉ってこういうの普通に「えぇ、とても楽しいわよ」って認めるタイプだと思ってた(実際、その後果穂と話すときは「すっかり楽しませてもらった」って言ってる)んですけど、自分でも意識しないうちに夢中になってて、智代子の指摘でそれに気づいたことで恥ずかしがって強がりを言っちゃったのかなと思います。この構成は「普段のお嬢様」でお風呂のこだわりを語っていた夏葉が、果穂の言葉で「自分はお風呂が好き」ということに気付いて戸惑うのと似ていますね。

「まさか憧れの人質になれるなんて...!」
憧れの人質とかいうパワーワード。果穂は背も高いし「小さい子にゆずってあげてね~」を小さい頃からやられてんだろうな...。

果穂がしっかりものなのって、本人の気質や家庭の教育による部分が大きいとは思うんですけど、背が高くてなんとなく頼られることが多いから自然としっかりしていった、っていう『小森さんは断れない!』タイプの可能性もあるのかもなとふと思いました。

あ~~~!ここでユニットのカラー決めてたんですね!?4つ目のコミュ開けてなかったので今初めて知りました(エアプ)。金髪の樹里がイエロー割り振られて「いまいちピンとこねーな」って言ってるの反応に困るな。ピンとくるだろ。

【ふれんど日和】杜野凛世

ダウンロード (24)

初体験 

「...今日も熱心に読んでるなー、少女漫画か?」
「はい...」
「ふーん。えと...ガム、食べるか?」
樹里の不器用な気遣いがかわいい。なんか凛世ってガム食べたこと無さそう。凛世が味のなくなったガムずーっと噛みながら「...?」ってなってるの想像すると萌えますね。

「...へぇ、あいつら犬飼ってんのか...ふーん...」
「...樹里さん?」
「な、なんだよ...なんでもねぇよ!」
樹里は犬が苦手なんですが、この反応や後の対応を見る限り興味はありそうなんですよね。犬が嫌いな訳ではないけれど、どうしても気後れしてしまうという感じでしょうか。

「じつは、犬というものにあまり、触れたことが...ございません」
「よろしいの、でしょうか...?」
【ヒーローインザパーク】でもヒーローごっこについて「お作法が分からない」と困っている場面がありました。凛世の中に「果穂に求められたことを上手くこなせるのか」という懸念があり、それが不安となって表情に出ているんでしょうか。ただまぁ果穂は凛世に何かしてほしいという訳ではなく、ただ凛世と一緒に楽しみたいだけなんですよね。樹里、その辺りを察して助け船を出してくれてるのが優しいですね。

すきなのは? 

「...はい、犬について学ぼうと」
「少しでも...理解できれば、よいのですが...」
友達と一緒に犬の散歩するっていうくらいのイベントでわざわざお勉強をしようとするの、ちょっと大げさではありますね。【天然色ピクニック】の灯織もピクニックの下調べをしていて、あれは楽しみな気持ちが調べものっていう習慣の形で発露した感じだと思うんですけど、凛世のこれは義務感のニュアンスが強い気がします。

「犬と言っても...たくさんの種類が、あるのですね」
凛世、そのレベルで犬知らないの??凛世の実家は老舗の呉服屋で、「家の外に出ることもあまりなくお人形のように大切に育てられてきた」(ファーストガイドブックより)らしいので、外で動物とたわむれるとかはもってのほかだったんでしょうね。

智代子のコミュ力が高すぎるな。凛世、基本的に反応が乏しいんですが、智代子が質問したり話題を振ったりして会話をしっかり回しています。

初めまして

カトレアとたわむれる果穂と智代子。樹里と凛世はまだ気後れしています。
大型犬、動画で見る分にはただただ可愛いんですけど、実際に見るとデカくて怖いので、犬に慣れていない2人が尻込みするのは分かる気がします。

イラストのシーン。凛世の藁人形をマメ丸が咥えてしまいますが、プロデューサーを模した藁人形を気に入ってくれたマメ丸にシンパシー(?)を抱く凛世。もうこの感情の動きがかなり謎で面白い。果穂ですら「え?凛世さん、なんか嬉しそう...」と戸惑ってます。 

凛世、マメ丸にもカトレアにもすぐ好かれてて、動物と接する才能みたいなものがあるみたいですね。2匹との接し方が鳩と接するときの真乃にちょっと近い気がします。「初めまして」ってタイトルは凛世とマメ丸やカトレアが初めましてっていう意味なのでしょうが、凛世自身が動物に好かれる自分、動物と遊んで笑顔になる自分といった、自分の新たな一面と出会ったことを「初めまして」と称して付けられたタイトルなのかもしれません。

大切なもの

散歩のお礼にマメ丸とカトレアの折り紙を贈る凛世。折り紙で犬種まで表現出来るのすごいな。「ア、アタシはもちろんい...猫がいいかなー!」ここの樹里の、犬って言うのは恥ずかしいけど猫ならセーフという価値観、何??

「凛世ちゃん、好きな犬は見つかった?」
「凛世は...ゴールデンレトリバーと、柴犬が」
「すきなのは?」では「嫌いではない」という言及だったのが、カトレアとマメ丸との交流で「好き」と言えるところまで発展したの、凄く嬉しくなってしまう。友達と犬の散歩をするのも、智代子と雑談したりチョコもらったりするのも、ありふれた日常に見えて凛世にとってすごく新鮮で世界が広がっていくような体験なんだろうな。

そして凛世が放クラの皆に対して少しでもお返ししようと考えた折り紙は、皆にとってワクワクするようなことで、人と人が関わることでお互いの世界が少しずつ明るく広がっていくということが実感出来るコミュですね。

おわりに

【ふれんど日和】、内容としてはありふれた日常なんですけど、凛世がそういう日常を経て徐々に世界を広げていく感じが凄く良かったです。「何かしなきゃ」って強張りが取れて「何かしたい」っていう自由な気持ちへと変化していく萌芽が見えているような気がします。
あと【ヒーローインザパーク】でパーソナルカラー決めてたのは結構ビビりました...。でもこういう取りこぼしを拾うためにやってる企画でもあるので本来の趣旨には沿ってるのかもしれない。

次回読むカードは
・【熱血指導!】有栖川夏葉
・【迷走チョコロード】園田智代子
・【意地っ張りサンセット】西城樹里
です。図らずも週一ペースに落ち着いてきた感があるな。




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