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【5.9やまもゼミ記事】ポジティブな無視はあるのか?
今日は無視について考えてみます。
日本語の無視という言葉、ネガティブですよね。
いじめや虐待に直結されるからですかね?
スルーという言葉も多用されるようになりましたが、こちらはどうでしょう。
まあポジティブではない印象をお持ちかと思います。
そんな無視やスルーを保育や子育てに使う、というお話です。
胸がざわざわしてきたところで、始めましょう。
※本文中に「無視」や「スルー」と出てきますが、意味合いは同じです。文脈的にこっちがいいな、と思った方を使っています。
【勘違いを防ぐ】
まず、誤解を防ぎますが、無視をなんでもやれば良いという話をしたいわけではありません。
また、大人の都合で無視をするわけではありません。
あとは、無視の後には相応のフォローをすべきだと考えています。フォローやリアクションを返すタイミングを遅らせる目的のスルーです。
最後の「遅らせる」という言葉が書いていてしっくりきました。
【反発とゴネに隠れている素敵なもの】
子どもに片付けや着替えを促した時、反発することってありますよね。
まだ遊びたいだの、着替えたくないだの。
子どもはまだまだ自分の気持ちに正直です。
そこで大人は、なんとかさせようとあの手この手を繰り出します。
終わると外で遊べるよ
終わらないと外遊びはできません
みんなは頑張っているよ
あの子の片付け(着替え)上手だなあ
片付けないなら(着替えないなら)捨てます
次からもう使わせないからね
仕方ないでしょ、時間なんだから
怒るよ
どうしてやらないの
こんな感じでしょうか。
ありますよね。私だって使う時があります。
そうなんです。使っちゃダメなんて言わないです。
「これらの言葉は不適切だから、子どもには使わないでください」
そんなの使ってる大人全員が知ってるんですよ。
でも、実際子どもが目の前にいた時に、使わないわけにはいかない場面はあります。
使いたくないけれど、です。
なので、私はそういう綺麗事は言いたくなくて。
言いたいのはバランスや頻度です。
今回は話が逸れるのでやめますが。
子どもがゴネます。
大人は説得して納得させようとします。
では、子どもはなぜゴネるのでしょうか。
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