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言葉尻に唸るのが好きです

どうも、主任やまもです。

幼稚園教諭をしたり、大学で講義をしたり、主任やまもの園内研修室を運営したりしています。


今日は日本語が好き、という話をします。

子育ても絡めますので、何卒お付き合いください。


日めくりカレンダー

我が家の日めくりカレンダーをご紹介します。

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「子どもが育つ魔法の言葉」という本の内容の日めくりカレンダーです。


翻訳本のため、自然な日本語ではない部分があります。

が、それでも余りある良い言葉があります。

その一つを取り上げます。


何を言うかより

どのように言うかのほうが

ずっと大事なときもある


書いてあることについては省略です。写真の左下に解説もありますし。

今日は日本語として見ます。


「何を」よりも「どのように」の方が大事な時がある、とのこと。

まずポイントは、大事な時”も”ある、の”も”ですね。

つまり、普段は「何を」の方が基本大事なんだと思います。


ただ、時には「どのように」が大事になることもあるんですね。

つまりどっちも大事なんです。内容によるのかな?

割合、バランスがありそうです。


次に、「ずっと大事」とあります。

「ずっと」は比べた時に明らかにこっち!ということですね。

「どのように」が「ずっと」大事なことがある。


どんな時でしょうね。

解説も見てみますか。


下が切れてますね。すみません。

くどくど説明する代わりに具体的なヒントを与えるほうがいいことがあります。

とのこと。


くどくど。いい表現ですね。好きです。


くどくど説明する。

廊下は走ると人とぶつかることがあるし、その時にあなたの大事な身体が怪我してしまう。それだけではなくて、大事な相手の身体まで怪我をしてしまうことがあるの。人じゃなくても物にぶつかることもあるよね。大事なポスターが破れてしまうこともあるし、飾ってあるものにぶつかって壊れてしまうこともあるよね。壊れてしまったものをあなたは直せる?バラバラになった花瓶を直すことはできないよね?友だちの作った作品だったらどうだろう。一生懸命作ってみんなに見せようと飾ってあったものを、あなた一人が廊下を走ってしまったばかりに壊してしまう。可哀そうだと思わない?謝っても頑張って作ったものも時間も戻ってこないの。走ることは人を怪我させてしまうし、ものを壊してしまう、そしてあなた自身が怪我をしないためにやめるべきだと私は思う。あなたもそう思わない?



いかがでしょうか。くどくどが表現されましたか?



次は具体的なヒントを与えてみます。

廊下は歩いてね。危ない時に止まれる速さがいいね。



どうでしょう。上手に具体的にヒントを出せましたかね。

今日はマニアックなお話でした。


10の姿にある「健康な心と身体」という短い言葉でも最近唸りました。

身体よりも心が先にあるんです。健康な体と心、ではない。

心の健康が先、その後に身体がくるんだなあ。うーん。素晴らしい。



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