物価は上がる。授業料も上がる。貯金は?
どうも、主任やまもです。幼稚園教諭をしたり、大学で講義をしたり、主任やまもの園内研修室を運営したりしています。
今日は連休最終日なので、さっくりした記事です。
しかも、連休最終日なのでお金の話です。
#連休最終日を何だと思っているのか
#保育士マネリテ
全然定着していませんが、保育士マネリテという言葉を使っています。
これは、薄給と言われる保育業界でも、お金の教養(マネーリテラシー)を学ぶことでお金の不安をなくすことが目的です。
stand.FMで「固定費にいくらかかっている?」「実は貯金してもお金は減っている」といった話をしてきました。
例えばこちら。
お金と生活は切り離せないですし、結婚とも、夫婦生活とも、子育てとも、老後とも、お金は切っても切れない関係があります。なので、積極的に学んでいくべきだと気付きました。
物の値段は上がる。貯金は増えない。
先ほどお話したように、貯金でお金は増えません。
増えないどころか、横倍でもなく、価値が減ります。
100円のりんごが5年後に150円(1.5倍)になっても、1,000円の貯金は5年後に1,500円(1.5倍)にならないからです。
よく聞く例ですが、りんごってそんなに値上がりする?というツッコミを入れたくなる人がけっこういます。私もそうです。ただ、こういうのはインフレ率(値段が上がる率)というのを考慮するそうです。
基本、物の値段は年々上がっていくよ。
という前提です。
その時に物価の上昇以上にお金が増えていないと困りますよね。
10個のりんごを買える貯金だったはずが、5年後には6個しか買えないなんて悲しいです。せっかく将来のために貯金したのに、そのせいで買えるもの(数)が減ってしまう。悲しいです。
もう一つ例を出しておきます。
子どもの教育費。ここでは大学の授業料だけ取り上げますが…
こうです。71年前と比べる必要はありませんが、上がっているという事実だけ知ってください。
入学金とかなんとかを無視して(例なのでね)、
「いま5歳の息子の学費を貯めよう!国立大学の授業料は年間約56万円みたいだから、4年で224万円だな」
と考える親がいるとして、224万円貯めたとします。
さて、授業料は足りますか? 答えは足りません。
5歳の息子が18歳になる頃には、大学の授業料はさらに値上がりするからです。今までの推移から当然ですよね。急に上がらなくなるとは考えにくいです。
これがインフレ(物やサービスの値段が上昇する)です。
インフレ率は国によって違います。気になる方は下の記事をどうぞ。
インフレ率に対抗してお金を増やす
毎年、物やサービスの値段が上がることがわかりました。
一方、貯金ではお金が増えないことがわかりました。
※一応注釈。毎月お金を貯金すれば額は増えますが、そういう増えるではないです。1万円の貯金はいつまでも1万円だよね、という意味。
では、貯金しておく代わりにお金が増える方法は?
それが投資です。リスクはありますが、増えます。
今日さっくり話したい内容にやっとたどり着きました。
こんなサイトがあります。金融庁のページです。
資産を運用することで、お金が増えます。そのシミュレーションです。
例えばさっきの授業料の例。
13年間で224万円貯めようとしていました。結果足りませんでしたが。
224万円を13年間で貯めようとすると、1年間で172,000円。月14,358円。
では、インフレ率を適当に考慮して、ざっくり300万円貯めてみましょう。
資産運用シミュレーションでやってみます。
300万円を13年間で貯めたくて、利回り(運用で増える率)を3%にしてみたら…月15,748円。
ちなみに300万円のうち、実際に貯めた額が246万円で、運用で増えた額が54万円。13年間で54万円も増えるんですね。貯金だったら246万円のままです。
貯金で224万円貯めるには、月14,358円。
資産運用で300万円貯めるには、月15,748円。
貯めたい額に差があるのに、月々の額の差は小さい。そこがリスクです。
資産運用は減るかもしれないリスクがあります。これは事実。
「増えるかも」には「減るかも」が付きまとう。これは事実。
ただ、10年以上かけてじっくり資産を運用すると、増える確率がかなり高いよ。というのが今の定説です。
10年以上かけてじっくり増やせるものといえば、子どもの教育費や老後の資金などがありそうです。運用する人の年齢にもよりますが、若くから運用できるならマイホーム購入の一部にも充てられますね。車とか。
まとめ
保育士マネリテ回、資産運用の話でした。
全然さっくり読めない記事になりました。すみません。
私の話をすると、毎月5万円を20年間資産運用すると2,000万円になる。ここを目標に私は動き始めました。老後2,000万円問題の額ですね。
毎月収入の5万円を資産運用に回すために固定費を減らし、副業で得たお金を回したい。そんな流れです。
最後に。
私のマネリテを上げてくれているのは、このお二人です。
大河内さんは確定申告やふるさと納税を学んでいます。
両学長は投資、副業、節約などなど、お金全般をとにかく学んでいます。現在進行形です。
記事の中で車や住宅について途中で触れましたが、両学長はそれって必要?などの問いかけも動画にあります。何のためにお金を貯めるのか、から考えましょうともお話されています。深いです。
どちらの方のお話はYouTubeで無料で学べますので、ぜひ。
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