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保育をどうしよう未来会議 雑記4

どうも、主任やまもです。

幼稚園教諭をしたり、大学で講義をしたり、主任やまもの園内研究室を運営したりしています。


ルクミーの保育をどうしよう未来会議の録画視聴が1月中旬まで見られます。今日は未来会議の数ある動画の中から、私の心が触れたキーワードをピックアップしていった雑記をお送りします。
2,000文字くらい書いたら終わります。


保育をどうしよう未来会議の録画視聴を見たい方はこちらから↓↓
セッション(動画)が18本もあります。無料です。


では、書いていきます。(現在224文字)


地域づくり


柿沼先生のセッションテーマは「地域づくりと園」です。
けっこう難しいテーマですよね。
「まずは園内を整えないと」
「地域まで自分たち(保育者)の役割を広げるの?」
と、私の頭のなかの保育者たちが反論しています。
私自身も抵抗がある、というか地域まで広げた実践が想像できていません。
しかも、”全然”できないんです。

保育の難しい話を聞いたとして「それの実現は難しいでしょ~」と思ったとしても、イメージはできるんです。うちの園だったら…と。
地域づくりとなると、それが全くイメージできない。
否定しているわけではないんです。ここは本当に。
というわけで、この記事を書くことでイメージできるようになりたいです。


柿沼先生のお話では「園の役割は保育だけではなく、子育てもある。」
「認定こども園は、施設としてその役割を担える。」とありました。
保育もしくは幼児教育の専門分野の枠を超えて、園が担う役割は大きくなりつつあるんですね。

そもそも「幼児教育」という言葉には「園・家庭・地域が連携をして子どもを育てていく」という意味があるそうです。
私たちが思っている意味より広いんですね。
幼児教育、家庭教育という言葉があることから、園と家庭のそれぞれのフィールドに子どもが行き来する(登降園する)イメージでしたが、幼児教育は家庭教育も一部含まれる、ということです。さらに地域も、なんですね。

柿沼先生はこどもむら(子ども、子育て中心のまちづくり)を実践しているそうです。
このあたりは、ぜひ動画で確認していただきたいです。夢があります。

支援センターに図書館、公園をつくり、子育て支援プログラムを地域でおこない、地域の野菜やパンの販売もある。センターに行けなくても家に伺うシステムもあり、カフェ・駄菓子屋・マルシェ、産前講習、産前産後ケア事業、寺子屋はうす(宿題カフェ)、隣接高校との交流、、、、


陳腐な言葉ですが、すごい。
そして、やっぱりイメージできない笑。
自園の地域がこうしてつくられていく、というのがなんとも想像できないんです。まだ私にそこまでの度量がないんですね。


情報を発信する

地域に対して開いていく、という意味と少しずれますが園児確保の観点から園のことを知らせていく必要はあるとひしひし感じています。

例えばSNS。在園児の保護者が見やすいようにシステムを導入したり、インスタを開設したりとICT分野が盛り上がっています。
この保育をどうしよう未来会議もICTのシステムを提供しているルクミーが運営してくれています。

ただ、在園児のサービス充実だけで園児数を確保できるのか?というと、そうでもないと私は考えています。

「あの園だと、入園したらインスタで保育の写真を見れるよ」
という口コミももちろん大切です。
と同時に、入園する前から使えるサービスがあるべきなのかな、と思うわけです。


親子教室や幼稚園開放に通ってくれている方たちへの情報発信です。


私たちの園はどうやっても世界を相手にはできないですし、東京の人にPRしたって入園してくれません。北海道の園ですから。
それどころか、隣の市から通う人だっていませんよね。
つまり本当に周りの地域(どんなに広くても市内全域)の人にうちの園を知ってもらうか、なんですよね。

そうなるとホームページは大切ですが、来園したことのある方とより近くにいられることが重要で、例えばLINEアカウントから発信できた方が身近に感じられます。

私たちも「ホームページ見てね」と相手任せにしないで、直接相手の懐にメッセージを送ることができるわけです。
ここの重要性をもっと考えていかないと、おそらく死にます。
うちの地域の子どもの数が減少していて、どの園も悲鳴をあげています。
コンサルティング、マーケティングといった保育分野を出た学びや外部の助けが必要な時代になったのかな。

ひたすら保育分野を極めていった結果が、保護者ニーズから離れていくような気もしています。
極めていくためには、保護者もその考え方に巻き込んでいかないとダメですね。だって、まだまだ幼稚園は「外部講師を入れて英語や体操をしているところ」との認識は抜けず、それを良しとしている園があり、それを良しとする大人が多いんですもの。

こども園に○○型ってつくように、幼稚園も「お稽古型」「遊びが学び型」など付くようになると状況は変わるのかな。
いや、保護者が幼稚園に望んでいることがお稽古だったら…。遊びが学びを理解してもらえていなかったら…というか現状がそうなのでは……なんて思ったところで2,000字です。


まとめ


年始から重たい内容でしたね。
私もまさか元旦にこんな記事を書くとは思ってもいませんでした。

柿沼先生の子どもと子育てが中心の地域づくり、素晴らしいです。
悲観していないで、うちの地域でもイメージできるように精進します。

ではでは。


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