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見学実習は学生の学年の考えて説明する

木曜日に自園に短大の1年生が見学に来ます。

個人の見学ではなく、16名くらいだったかな。1年生の授業の一貫だそうです。


当の本人たちはどう思っているかは分かりませんが、1年生から現場を見に行けるなんて幸せですね。



【見学の難しさ】

1年生から子どもや保育に触れられるのは絶対にいいことです。将来のイメージにもなるし、学びのモチベーションにもなるからです。

一方、難しい面もあります。


例えば、1年生は入学からまだ1カ月半しか経っていません。私の大学院講義ですら1Q(8回の講義)が終わっていないくらいですから、知識も情報も全然ないでしょう。

その状態で見学に来るって、けっこう大変だと思います。何を見ればいいの?となるでしょう。

「見学できるのは幸せ」というのは見学の視点を持てていることが条件があります。私たちが病院で手術を見学して「おーすごい!ドラマみたい!」のような感想しか言えないのは、手術の何を見て学んだらいいか分からないからです。

おそらく1年生が見学に来ても「子どもがかわいい」「もっと遊びたい」といった感想を持つ程度なのかな、なんて思ってしまいます。


また、まだ学んでいないことも多いでしょうから「10の姿に沿った保育の展開と環境設定」なんて言っても「は?」となります。10の姿も分からないでしょうし、展開も環境もピンとくる言葉ではないでしょう。



【焦点を絞る】

では、そんな1年生たちに学びを持って帰ってもらうにはどうしたら良いでしょうか。私に何ができるか。

見学の後に私から園の説明をする時間が少しありまして、そこで何を話す?




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【明日伝えるべきは保育の裏側】

【自由遊びと一斉活動】

【私もチャンス】




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