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第1期footcaregiverBASIC講座2日目

【第1期footcaregiverrBASIC講座 2日目】

2日目は医療法人社団悠翔会ココロまち診療所総合診療医の片岡院長より家庭医学の領域からの《糖尿病・糖尿病足・足白癬・爪白癬・浮腫》についての講義をご担当していただきました。




今回の受講生は全員が介護事業所に勤務しているということもあり入浴の方法や入浴介助をする人数。爪切りや足を観るタイミングはいつかなどの情報交換も取り入れながら講義を進めていきました。

転倒について。
グループ毎に考える場面では転倒の要因のひとつに内服薬の影響もある。でも何を優先したら良いのか悩んでいる受講生もいました。

認知症について。
原因。コミュニケーション、関わり方。そして実際に講師が訪問フットケアで認知症のある方との関わりについての紹介も交えながら。

身体拘束について。
こちらも講師が訪問フットケア先での事例にも触れながら各々の受講生への普段の振り替えりの場にもなればと思っています。

受講生には受講後、講義のフィードバッグを専用フォームにて入力していただいています。受講生の了承を得て一部をご紹介。

■家庭医学の講義について
 全員が『分かりやすかった』と回答

・片岡先生のお話…お医者さまとしてのお話がとても面白かったです。具体的な薬の名前など、とても参考になります!
・先生の足病変についての話はすぐに実践にいかせそうです。

・足の病気、症状について水虫や浮腫の注意することや薬の情報を知ることができてよかったです。



■今回の講義全体について
・糖尿病、浮腫、白癬、知識が深まりました。高い確率で白癬や爪の変形がある現状に居りますが、『何の為に治療するのか』を考えていきたいです。

・入浴からの爪切りの時間配分を検討し直したいと思います。

・足の状態がフレイルや転倒につながることを意識して日々の介護をしたいと思いました。

・足部のトラブルはその方の人生を左右する

・コミュニケーションをとって関係性を築く大切さ

・改めて老化のことや疾患のことを含めて足の大切さを学びました。ありがとうございます。

■定期的に爪切りが行えていないという声も
・足の爪は入浴後に行いたいが、実施する人や時間を決めていないため。手ほど足に着目していないため。

・関われる人がいない。爪切りを優先されない。爪切りができない(時間的に、状態的に)がそのまま過ぎてしまう。


講義でも片岡先生への質問が受講生から多数ありましたが、受講後も質問が絶えない状況です。


片岡先生、お忙しい中講義をお引き受けいただきましてありがとうございました。

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