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#15.タイ代表の監督就任から色々と考える。


私たちのページをご覧頂き、ありがとうございます。
日本代表のW杯最終予選は厳しい状況が続いています。
そして監督に関する様々な意見をネット上で目にします。
そんな中、タイでは西野朗監督の解任後、新監督が決定しました。
ユーキ君の感想を聞くと、人とサッカーの向き合い方について、
議論となりました。/堀雄一郎(取材日:9/28)

―タイ代表の新監督が決まったとニュースを見ました。

マズいよね。タイでお金持ちのクラブに就任して、
大量補強したのにACLにも出られず、途中で解任されている。
そんな結果の出ていない監督が代表の監督になることはよくない。

―なんで、きちんとした人選をしないのかな?

役割分担が不明瞭だからだね。お金払う人が、好きな人を連れてくる。
本来は、力量を見極める人とお金を払う人がバランスよく機能しなくてはいけない。

さらにタイの残念な点はジャーナリスト。
このことについて、厳しい意見を書ける人がいない。
プレッシャーを感じない状態では、強化を目的としたお金がかけられない。

―そもそも成り手がいない国だとも思えない。

成り手がいないなんて事はないよ。
西野さんの前に就いていた監督もガーナ代表を率いて、ワールドカップで指揮している。
編集注記:ミロヴァン・ライェヴァツ/2010年、南アフリカW杯にて準々決勝進出。準々決勝のウルグアイ戦では、延長後半終了間際にルイス・スアレスがハンドでゴールを守り、そこで得たPKを失敗。結果的にPK戦で試合に敗れる。

―せっかく選手側にタレントが増えてきて、リーグも強化されるのに、きちんとしないんだろうね。

サッカーをサッカーとして見ていない人も多いんじゃないかな。選手や監督の名前をありがたがっているのかもしれない。
こんな事していたら、(近年強化が著しい)ベトナムにぼこぼこにされてしまう。

―なるほどな。俺もユーキもサッカーを好きで、サッカーを強くするためのアプローチを基本に考えるけれど、そうじゃない場合もあるってことか。

そうだね。サッカーを利用して、コネクションや政治、お金儲けを考える人もいるよね。
お金とサッカーの問題は前にも別の話題で話したことはあるけれど、やっぱりサッカーを如何に発展させるかという所は最低限保有しておいて欲しいね。

【編集後記】 
資本主義経済の世界で、スポーツ・サッカーも大きな産業となっている中では、出資する人は大切だし、その投資によって得られる恩恵も大きいものです。
失敗もある事ですが、どの分野においてもPDCAがきちんと回ることを願う次第です。

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