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【イベントレポート】元プロサッカー選手・萬代宏樹さん主催のジュニアフットボール大会をサポート

元プロサッカー選手・萬代宏樹さん主催の「BANDAI CUP in FUKUSHMA」を2024年4月2日(火)~4日(木)の3日間開催いたしました。

東北各県のチームを中心に北は秋田、南は埼玉からの総勢約30チーム、300人の子どもたちが福島市「十六沼公園サッカー場」に集結。4月2日(火)は交流戦、3日(水)・4日(木)はU-12、U-10の大会が行われました。本大会において、フットボールパークは大会全体の制作物を中心にサポートいたしました。

今回のレポートでは、「BANDAI CUP」をサポートのきっかけから当日の大会の様子をお届けいたします。

萬代 宏樹(ばんだい ひろき)さん
宮城県出身。福島県二本松市で育ち、幼少期よりサッカーを始める。福島県立福島東高等学校サッカー部在学中プロサッカー選手になる目標を定め、 2004 年ベガルタ仙台でプロサッカー選手キャリアをスタート。その後、ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ザスパ草津(現:ザスパクサツ群馬)、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、AC 長野パルセイロ、ラインメール青森 FC でプレーし、世代別の日本代表などにも選出されました。2021 シーズンを以って現役を引退。現在はサッカー指導者として活動。
Instagram:https://www.instagram.com/bandaihiroki/  

フットボールパークと萬代さんとの交流のきっかけは、約10年前。萬代さんが現役選手としてモンテディオ山形でプレーしていた時までさかのぼります。

2014シーズン、J2リーグ所属のモンテディオ山形はJ1再昇格を決めました。当時スポーツブランドSVOLMEの営業マンだった当社担当スタッフと、萬代さんが『スポーツメーカー社員とプロサッカー選手』という間柄で出会い、年齢も近いことから意気投合。

萬代さんは、「他メーカーからの契約が切れてしまったタイミングでした。先鋭的でデザイン性のあるスポーツメーカーというイメージが強いSVOLMEさんが魅力的で、シューズの契約をさせていただきました。」と、当時のことを振り返りました。

萬代さんの想いを汲み取り、制作へ

萬代さんは2021 シーズンでプロサッカー選手引退後、
『東北への思い』
・『子供達へできること』
・『サッカー界への恩返し』

と、明確な3つのビジョンを思い描いていました。

その3つのビジョンの軸に2023年、ジュニアフットボール大会「BANDAI CUP」を主催し、東北を中心とした地域の子どもたちの為の活動が始動しました。

「2023年の夏に第一回「BANDAI CUP」を開催しましたが、前職の企業さんが大きな会社でサッカー大会の開催なども多数こなしていた事もあり、大きなトラブルもなく、素晴らしい大会にすることができました。
一方で、その時に仮に自分のセルフプロデュースだったら、もっとできることもあったなと感じました。例えば、テレビ局の方もいらっしゃっていただけるので、大会のインタビューボードや、スポンサーボード、MVPの子たちに関しても記念品などを準備したり…。「細かいところへのこだわり」といいますか、漠然としたイメージにはなるのですが、そのような大会を自身の手でもう少しできたらいいなぁと思う大会でもありました。」と、萬代さんは大会の反省を口にしました。

そして、第二回「BANDAI CUP」を構想しているタイミングで、当社担当スタッフが萬代さんから相談を受けました。10年前から変わらない萬代さんのサッカーへの思い、東北への思いに動かされ、フットボールパークは2024年より「BANDAI CUP」をサポートすることになりました。

フットボールパークは近年、「商品販売だけではなく、柔軟にお客様との関係性を築き、よりよいサービスを展開する」ことを掲げ、自社サイト・SWS・楽天市場店など各種モール通販、学校への訪問販売など事業を拡大してきました。

「BANDAI CUP」をサポートするにあたって、スポーツ小売店としては異例ではありますが、大会パンフレット、インタビューボード、大会協賛スポンサーボード、ポップアップバナーなどを『サッカーショップ』が、外注をせずに制作チームを結成し、全て自社で制作することになりました。
(現在、社内に元広告代理店営業/元システムエンジニア/デザイナー/カメラマン等が在籍していることで実現しました。)

大会パンフレット

制作チームで主にデザインを担当した外商部スタッフは「最初、普段の業務を進める感じで、ポップアップバナーのデザイン制作の依頼を引き受けました。制作を進めていたら、次から次へと「BANDAI CUP」のデザイン業務が増えてきて、流石に一人じゃ終わらないなぁ(笑)」と、感じていたそうです。

「でも、途中から別部署のスタッフの協力を得て、チームで制作を進めることになったので、一安心しました。印象に残っていることは、インタビューボードのデザイン制作です。スポンサーロゴの大きさを均等にして、パネルに合うように調整するのは大変で、何度も修正しました。私たちが取り組んでいる業務は、なかなか目に見える形には残りにくいです。ですが、当日の大会の写真を見て、改めてスポーツ小売店・『サッカーショップ』という枠組みを超えて制作に携わることによって、見える景色は変わるんだなと感じました。頑張って本当に良かったです。」と、達成感を口にしました。

フットボールパークとしても今回の取り組みを通して、次世代を担う子どもたちのフットボールをする環境づくりに貢献していくことが大切であると、改めて気づかされました。

苦悩した大会エンブレムのデザイン制作

制作を進めるなかで、一番苦悩したのが大会エンブレムのデザイン。大会に対する萬代さんの思いを反映させながらデザイン制作を進めましたが、独自性があり、大会を象徴するエンブレムまで作り込むことができませんでした。

制作チームでエンブレムデザインベースまで作成

最終的には、制作チーム外の店舗事業部のPOPや販促物のデザインを担当しているスタッフに依頼をして、エンブレムが完成しました。当社はご要望にお応えしたい!が先走るので、萬代さんも「こちらの要望に、OKとYESしか言わないから怖い(笑)」と感じていたそうです。当社担当スタッフも「デザイン制作の業務に関しては、他部署も巻き込みながら進めて行こう」と、制作体制を強化していくことを決意しました。

完成したエンブレム

<「BANDAI CUP」 デザインコンセプト>
・現役時代にプレイしたJクラブへのリスペクトカラー
・6つの☆は東北6県をイメージ。
・大胆に東北地方全体をエンブレムの一部に加えたデザイン

北は秋田、南は埼玉から総勢約30のジュニアチームが参加

フットボールパークは、「BANDAI CUP」の4月2日(火)交流戦、3日(水)予選リーグの大会運営を現地でサポートさせていただきました。

インタビューボード
大会協賛スポンサーボード

東北地方の中心に多くの企業が協賛し、#東北から世界へ 、萬代さんの思いが大会全体から感じることができました。

ポップアップバナー・萬代さんと子どもたち

また、本大会の会場である福島市「十六沼公園サッカー場」は小学生のコートを4面完備されており、子供たちがサッカーを楽しめる環境でした。

萬代さんからのメッセージ

「様々な企業様のご支援、各選手の親御さん、スタッフの理解をもって、無事に「BANDAI CUP」を開催することができました。引き続き、東北・子供達・サッカー。この3語をモットーに、活動をしていきます!

 「BANDAI CUP」に続き、今年の5月からはBANDAI HIROKI FOOTBALL SCHOOLを開校します。クラブチームではなくスクールにしたのは、東北を中心とした地域のより多くの子たちへ自身の経験を伝えていくためです。
(既に入部している部活動や、クラブチームとの掛け持ちも大歓迎です。)

 最後にフットボールパークさんへのメッセージですが、これからもサッカー用品のお困りごとならfootballpark/SWSと東北で叫び続けますので、一緒に楽しいことを企画して、お取り組みしていきしょう!」

BANDAI HIROKI FOOTBALL SCHOOLの申し込みはこちら

フットボールパークはフットボーラーの思いをサポートします!

今回、フットボールパークは初めて大会のサポートとして、各種制作物の取り組みをさせていただきました。福島に直接足を運び、大会運営に携わり、次世代を担う子どもたちのフットボールをする環境づくりに貢献していくことが大切であると、改めて気づかされました。

【 football park(フットボールパーク)について】
フットボールパークは、サッカー専門店の川越店・浦和美園店・大宮店を展開しております。自社サイト・SWS・楽天市場店など各種モール通販、学校への訪問販売などを行い、お客様の細かい要望にもお応えしております。埼玉県を中心にフットボーラーのニーズに応え、よりよいサービスを展開していきます。

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