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#11 子どもが発言したくなる!対話の技術 田中博史

第1章主体性を育てる

教師が背中を向けた瞬間に本音が見える☆
教師と子供との間にズレが生じた時、たいてい教室はざわざわする。それは何なのか騒がしくなった時が子供たちの本音を確かめるチャンス。

動き出した子どもを止めるのはもったいない
素直な反応や動きを止めない。せっかく子供が前向きになっているのに、その火を消すのはもったいない。

わかったふりをしない教師こそ誠実
わからないのは失礼じゃない。子どももその姿勢を見て学ぶ。

第2章深い学びにつなげる

子どもの言葉を価値づけるのが教師の仕事☆
無意識に使っている言葉を説明し価値づける。「まず、次に…」順序性の言葉とか語り始めの言葉を聞き逃さない。

微妙な気持ちを汲み取る
「でも→反対、だって→理由、だったら→次の話題へ」など。また、首を傾げたりする言葉にならない表情の変化もみる。

相手の話に向き合わせる
考える力を育てるには、まず相手の話したことにちゃんと向き合わせること。
曖昧なままにしない。なるほどで流さない。

考える力を引き出すヒントの出し方☆
わかった子が全部説明したら他の子は面白くない。ヒントの出し方を学び、みんなで楽しむ。

深い学びとは、新しい見方ができるようになること☆
大事な事は教師が先にしゃべらない、子どもに話させる。教師が1歩引くと子どもはアクティブになる。

考える力を引き出すヒントの出し方
教師も上手なヒントの出し方を身につける。ヒントとは考えるプロセスを伝えること。友だちにも発見の喜びを味わってほしいという子が増えると上手に教え合う雰囲気になる。

第3章対話力を磨く

たった1つを見られただけで、子供は変わる☆
そばに行ったら話しかける。1カ所でいいから褒める
叱るときは、距離や目線を近づける
事実と人格を区別する
朝の雑談で全員参加の授業づくりの練習をする

子どもの脳みそに汗をかかせよう☆
いかに子どもが考えずにすむ時間をなくすを意識する
ゆるめず参加させ続ける
◯か×か?その理由は?

体を動かして考えさせる
ときには、座ったり、立ったりする動作を入れて考えさせる。


対話つながりで再読。

ただ単に話し合うだけになっていると反省。また、教師がなぜその指導を行っているか考えをもって行うことの重要性を再認識。とりあえず…が多かった気がする。それでは、伸びる力もなかなか伸びない。と反省。特に☆の部分を意識し行っていきたい。


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