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#7 学級開き三原則(宇野弘恵先生)

達人教師の学級開き・授業開き三原則という特集記事の一つに宇野弘恵先生の記事があった。


学びのメモ
①『安心を保証するためのフレームをつくる』
→教室に他者への攻撃を許容しないというフレームをつくること。

教室に誰かを攻撃してもよいという空気が醸成された瞬間に心理的不安は生まれる。一度生まれた空気を一掃することは難しい。負の空気を生ませないことが最大のリスクマネジメント。

フレーム作りの話の例
暴力暴言は許されない。仕返しやふざけでもよいか?と問う。どんな理由であっても自分の大事な人が傷つくことは耐えられないことだと確認する。だから、全ての人が誰かの大事な存在であること、だから自分も他人も傷つけてはいけない。誰もが大切にされる教室をみんなで作りたいと伝える。心身を傷つける行為とは?と問い、具体例を挙げつつ共通理解する。

②『主体性を発揮するためのフレームを示す』
→ 誰かに任せるのではなく、自らが自らの考えで行動することを意識付けること。

ここのポジティブな主体性があってこそ、安心できる場が守られ続ける。受け身ではなく、一人ひとりが安心できる場にすることを志向して行動することが大事。そのために大切なことは、自分で考えて行動し、その結果に自分で責任をもつこと。

例え話として、ゴミを拾わなかったら?荒れる。これがいじめだったら?と問いかける。

心地よい場所にするには、普段から自分で考えて行動する。自分にできること、した方がよいことを判断し行うこと。

③『安心して主体性を発揮するための土台をつくる』
→気軽に助け合える関係性の土台をつくること。


学校は、つつがなくうまくやる場てはない。失敗や過ちを経験し、試行錯誤しながら成長していく場。一生懸命やれば失敗するもの。それを責めたり恥じたりする必要はない。事前に語り、励ましたり助けたりする子を価値付け土台作りをする。


自分の目指したい理想や大切にしたいと考えが明確に言語化されている気がした。

まだ曖昧になっている自分の考えを語れるようになりたい、言語化できるようになりたい、研ぎ澄ましたい。

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