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'96 SAPPORO #2 ~弾幕作り~

応援の形はいろいろあります。声を張って飛び跳ねて熱狂するもアリ、座ってジーっと試合を現地やテレビ、インターネットで観るもアリ。選手個人を応援するもアリとまあここは人それぞれですね、、、

そんな中で自分は”熱狂する”を選びました。熱狂するといっても、ただ応援するだけでなく、旗を作って振ったり弾幕をつくることもあります。旗や弾幕などはスタジアムを”俺たちの空気”にするには必要不可欠ですからね。ホームでもアウェイでも雰囲気を作れることでしょう。
個人の過去を振り返ると、小学校のころから旗作りをよくやっていました。市販のフラッグを繋げることや簡単に布を繋げるくらいでしたが、だんだんと、デザインにこだわったり、サイズを大きくしたりと経験を積んでいきました。ちなみに、お手製で作ると手間はかかりますが安く済みますし、経験として良いことだと思います。
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さて今回は、旗ではなく弾幕について書きます。なぜなら、いまは弾幕作り(そのデザイン)にはまっているからです。熱が冷めないうちに書いておきます。※旗についても今後書こう…

個人的な弾幕の作り方

作り方はひとそれぞれですが、個人的な作り方を紹介します。
まず、布は札幌にいたときはカナリヤで購入し、大きめにカットしてもらい後からサイズを決めています。ところで、カナリヤは北海道にしかないんですね。今調べて初めて知りました。
デザインはVintage Logoというアプリで作っています。文字のフォントも豊富で良いです。画像はネットのものを参考にしながら、白黒加工や切り抜きをしながら素材を揃えます。
という感じで下準備し、デザインを下書きします。使うのはビデオカメラのプロジェクター機能。プロジェクターを買うほうが楽かも。ほかに、テレビでデザインを写したりするのも良いと思います。このカメラにデザイン画を入れて、布に写します。遠くに設置しないと全部写らないことがほとんどですので、距離をとって本を重ねたりして高さを調節します。
そして、いよいよ下書き開始。自分の場合は鉛筆で頑張ります。デザインに沿って辛抱強くやりましょう。チャコペンを使うのも良いと思いますよ。
下書きが完了したら色を入れます。マスキングテープを使って、アクリル絵の具で塗っていきます。ULTLASの弾幕などはペンキを使っているそう。今度から導入してみますかね。絵の具が乾いたら完成です。できればハトメもやっておきましょう。ですが、自分の場合は弾幕を出せるタイミングがないのでハトメをつけれていません…ただ作っただけになっています。
そんな感じで気軽に作っています。一度火が付くと一気にやってしまうので、熱しやすく冷めやすくかも…。自分が納得したデザインが思いついたらすぐ作っていきましょう。大量生産して盛り上げましょう。自分自身も盛り上がりましょう。

デザイン紹介

デザインは自分がいいなと思ったものを取り入れています。しかし、その中で個人の嗜好だけにならずに、チームや地域に関したものも入れると良いと思います。例えば、歴代のレジェンドや関連する人物、北海道の形やシンボルなど。札幌・北海道を表すことを大事にしています。そして、チームカラーの取入れももちろんです。
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では、ここからデザインを紹介していきます。たくさんデザインしていますが、金欠につき作成は追いつかず。
なので弾幕にできているものを3つほど紹介。

①バルデス弾幕

クラブのレジェンドをデザイン

これは、バルデスの顔をデザインし、SINCE 1996の文字を入れました。
SINCE 1996の文字で弾幕を作りたかったのですが、なかなか良いデザインが思いつきませんでした。そこで1996年頃に活躍した選手なら…!と思いました。思いついたのはバルデスでした。生で見たことは、もちろん生まれる前ですのでないですが、当時の活躍ぶりはすさまじいものであったと思います。
色に関してはシンプルさを大事にしました。白黒のシルエット的な形にするのは好きなので導入しました。この後も同じようなものが出てきます。ですが、アクリル絵の具で水も結構入れてしまったので薄い感じがします。塗り直しも視野に入れておきましょう。文字はマッキーを使っています。
いろいろ雑な感じですが、雑味のあるほうが味が出ると思います。業者に頼んで奇麗な弾幕を作るのも良いのですが、少し上品すぎるような気がします。選手の弾幕とかなら業者に頼んだほうが良いとは思いますがね。ゴール裏やゲートとかなら、雑っぽくしてロックを出すのが個人的には好きです。特に札幌ドームのゴール裏のコンコースの雰囲気が最高です!!

②ダン弾幕

北海道に関連するデザイン

続いてはこちら。お雇い外国人として北海道で活躍した、エドウィン・ダンの顔をデザイン。先程のものと同じような作り方です。
エドウィン・ダンはコンサドーレとは関係がないですが、北海道・札幌にゆかりのある人物なのでセレクトしました。コンサと関係なくても、最低でも北海道・札幌に関係があったほうが納得がいくというか、デザインの意味があるというか、、、この辺は気にしますが、時には個人の好きなデザインとか入れても良いと思います。作れば大体かっこよくなるので。
人の顔のデザインはどこのクラブでも使われるくらい、カッコよさと雰囲気を作り出しますね。ただ、政治的に触れてはいけないものや倫理的にアウトなもの、クラブにとってタブーなものなどもありますのでそこは注意しながら。
ここで、ダンについて少し紹介します。北海道開拓使の一人としてアメリカから来道。畜産の発展に携わり、今の北海道の酪農を作った人です。北海道といえば酪農というほどですので、ダンの功績は素晴らしいものです。その後も、北海道や日本との関わりが続いていったそうです。気になった人は調べてみてください。ちなみに、真駒内に記念館があるようです。

③ミシャ弾幕

ミシャのデザインです。やはり自分の好みは人物の顔を白黒で書くことなのです。これは珍しく黒地なのでうまく味が出ているように感じます。
PHILOSOPHICAL FOOTBALLはミシャの哲学的フットボールの意で、BY THE MANはミシャのことを表しています。真ん中には赤字でSAPPOROと入れましたが、少し見づらいかな。しかも文字がミシャの顔の左部分に食い込んでいることが確認できる。気にしなければそこまでですが、気になるといえば気になる。
この作品は下地が黒なので、重ね塗りを繰り返して作成しました。時間を要しましたが納得のいく一枚になったのでは。しかし、アクリルでの重ね塗りなので、使っているうちにポロポロとはがれてきてしまう恐れがあるのでそこは注意します。
また、ミシャが退任した後に出せるかどうかが問題でもある。特に、他のクラブで監督をやるとなったら出すことはできないかな。しかし、今のミシャの思い的には札幌でキャリアを終える感じかなと思うので、退任後も出せるかも。クラブの歴史を作った人物という意味で出せばよいと思う。バルデスとかと同じ感じで。東京ならアマラオの弾幕みたいな感じかな。

という感じで今回はここまで。みなさんも旗だけでなく弾幕や的なものを作ってみましょう!


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