アメリカンフットボールの起源(前編)
アメリカンフットボールの起源はサッカーとラグビーにあると言われています。サッカーは古代から行われてきた球遊びですが、一方のラグビーは1800年代にイギリスで誕生したと言われています。ラグビー・スクールという学校で、サッカーの試合中にある少年が突如ボールを手で抱えてゴールへと向かったことがきっかけでした。フットボールという名の通り、足しか使ってはならないスポーツで、この奇想天外な行動をとったことが新しい競技の創始に関わったというのです。その事件以降、イギリスには二つのfootball<フットボール>が存在するようになります。
さて、そこからは場所が変わってアメリカの話。イギリスのラグビー・フットボールは米国に伝わって、独自の変化を遂げることになります。これこそが、アメリカンフットボール。実際、次の動画でかつてのフットボールの姿を見ると、ヘルメットこそしているものの、ほぼラグビーと変わりません(この記事の見出しのラグビーの写真と比べてみてください)。近代フットボールのピカピカのヘルメットにピタっとしたジャージ(背番号が書かれたユニフォームのこと)、そんな姿はとても想像できません。
一つ、Youtubeの動画を見てみてください。英語ですが、音声をオフにして動画だけにしても十分理解できると思います。1869年に初めて行われたプリンストン大学 対 ラトガース大学の試合に始まり、現在に至るまでの歴史が紹介されています。(後編)ではアメリカにおけるフットボールの変遷について述べたいと思います。
2019/08/07
Football Freak
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