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めざましテレビの放送では語られていない僕の想い

僕の働いているTENTIALでは、インソールを合計500足を医療従事者へ寄付し、その取り組みがめざましテレビで放送されました。
(2020年5月21日(木) フジテレビ『めざましテレビ』より)

 今回は、めざましテレビの放送では取り上げられなかった、寄付プロジェクトの責任者である僕の想いと苦悩について書こうと思います。

コロナウイルス流行による医療崩壊の危機

 新型コロナウイルスが流行し、医療従事者が過労で身体負担が増加していることを知った時、僕は、医療従事者に「TENTIALとして出来ることはないか?」と考えました。
 そして、僕の出した答えは、”身体の疲労を軽減させるテンシャルインソール ” を医療従事者に届けることでした。

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「インソールで人を幸せにしたい」という想い

 僕は”インソールを届けたら、コロナの危機から医療従事者や日本を救える”と確信していました。

 もちろん、「今必要なのはインソールじゃない!」といった厳しい意見があることも予想できていましたが、その想いがブレなかったのには、あるお客様からの一言があったからです。

寄付プロジェクト発足のきっかけ

その一言とは


「このインソールに出会えてよかった」
「このインソールに出会うきかっけになった、あなたに出会えてよかった」

というものです。
 
 まさか、僕との出会いにまで感謝されるなんて思いもしていませんでしたが、この一言が僕を突き動かしました。

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医療従事者へのヒアリングでの苦悩

最初は医療関係者に現状をヒアリングするところから始めましたが、そこで

『正直、今深刻な医療現場で疲労困憊で働き続けて下さっている先生方に、足の疲労防止を提供するためにインソールを薦めることはできません。そんな雰囲気ではないと思います。現場はもっとシビアです。足が疲れたなんて言っていられないと思います。』


と、厳しい言葉をかけられ、医療現場は僕が思っている以上に深刻だと痛感しました。

それでもブレなかった想い

 厳しい言葉が心に刺さり一度は落ち込んだものの、僕の想いはブレることはありませんでした。
 なぜなら「このインソールに出会うきっかけになった、あなたに出会えてよかった」というお客様からの一言と、テンシャルインソールへの圧倒的な愛があったからです。

さらなる苦悩

 インソールの寄付を受け入れてもらうために、多くの病院に電話をかける中でも、まだまだ有名ではないベンチャー企業のTENTIALへの風当たりは強く

「インソール?そんなものいらない。話にならない。」

などと厳しい言葉と共に門前払いを受けることが多く、「ただ助けたいだけなのに・・・」と心が折れそうになっていました。

仲間の助け

 上手くいかず落ち込んでいるとき、TENTIALのメンバーに辛い気持ちを、正直に打ち明けました。すると、「俺も前にこんなことがあって、落ち込んだよ〜だからもう少し頑張ろうぜ!」と勇気を与えてくれました。

プロジェクト成功とテレビ放送

 そして、聖路加国際病院へのインソール寄付が決まったことで、めざましテレビに取り上げて頂きました。


深刻な医療現場で働く医療従事者の足元を支え、少しでも体への負担が減って欲しいというTENTIALの想いに共感し、本プロジェクトに関わってくれた元サッカー選手の播戸竜二さん(TENTIALのCSO)のコメントと共に紹介していただきました。

最後に

 今回のプロジェクトが成功できたのは、いろんな人の支えがあったからです。きっかけを与えてくれたお客様、辛いときに寄り添ってくれたチームメンバー、プロジェクトに協力してくれた播戸さん、若い僕にチャンスをくれた社長の中西さん。本当にありがとうございました。

「歩み続ければ、世界はもっと輝く」

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