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5月の読書記録

本を読んでもなかなか定着しない。色々読んだはずなのにタイトルすら思い出せない。そんな状況を変えるために、毎月の読書記録をつけたいと思います。


勝者の思考回路

メディアでもよく拝見する、ブランドプロデューサーの柴田陽子さん。
母でもあり、社会でも活躍しているカッコイイ女性は一体どんなモチベーションで仕事と向き合っているのかと、この本を読みました。
私自身の仕事でも、自社にブランドを根付かせるためのチームが発足したタイミングで、ブランディングをなりわいにしている方の著書に興味を持ちました。
メディアで拝見する柴田さんは凄い人ですが、この本には、順風満帆の仕事ぶりだけでなく、大きな挫折や、劣等感を感じるような環境に挑んだ、人間らしさを感じるエピソードも盛り込まれていました。

誠実に真面目にコツコツと、そして悲観的にならず丁寧に物事を進めることの大切さを、振り返るきっかけとなりました。
ワーキングマザーにはもちろんのこと、勝敗や優劣という概念から離れて、ポジティブな気持ちで仕事を頑張りたい方にオススメの本です。


UXライティングの教科書 
ユーザーの心をひきつけるマイクロコピーの書き方

UXって接客業に置き換えて考えられる部分が多いよな‥と常々感じているのですが、この本はWebサイトに訪れたお客様を①喜ばせるための方法と②迷わず快適に使ってもらう方法について、たくさんの事例をもとに解説してくれます。

サービスを提供する会社のカラーによって、誠実丁寧な表現が信頼を得るのか、ちょっとフレンドリーな方が心を掴むのか、ユーモアを加えてネガティブな場面も楽しく変えてしまうのか。
マイクロコピー(ボタンの文言やフォームの案内、エラー画面のテキストなど)にはサービスの世界観も、お客様の体験も、おおきく広げる可能性がある事を感じさせてくれます。

特にUIデザイナーとしてフォームやエラーページなどを作っている方々にはドンピシャな事例が満載でオススメです。ユーザーが面倒に感じる場面や、ネガティブな場面を、コピーライティングを用いてどう導き解決していくのか、アイデアをたくさんくれる本です。

事例は英語サイトのみなので、この本を基準にして日本語サイトを巡っていくと、また新たなヒントを得られそうです。


マンガでわかる 必ず伝わる!ロジカル会話術

(良いアイデアだと思うのに、なかなかプロジェクトが進まない..。)
クライアントのアイデアを形にする制作会社のデザイナーから、自分のアイデアを推進する事業会社のデザイナーに転職した私には、まさにロジカルシンキングが必要だと思いました。

まんがでわかるシリーズはさっと読めて概要を掴めるので、導入にぴったりですね。
社会人生活の中で「こんなつまづき、あるある…」と感じる様々な問題を、主人公の女の子がロジカル会話術を駆使してクリアしていきます。

演繹法と帰納法
仮説を立てて推論するーアブダクション
漏れなくダブりなく整理するーMECE
周囲の人の巻き込み方から、キツい上司の対処方まで…

ロジカル会話術でこんなに上手くいくならぜひ試してみたい!とさらにロジカルシンキングを学ぶ意欲が湧きます。
ヤル気はあるのになんだか物事が前に進まない…と悩んでいる皆さんにおすすめです。


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