ミスした時にどう対応するのか?
唐突ですが、ミスしない人間はいません。
誰もが失敗をしてしまうものです。
だからこそ、失敗した時にどう対応するかが重要なカギになるのですが・・・。
失敗したと思ったら、まず認めること
いやもう、当たり前のことなんですが、失敗したらそのことを認めること。まずそこがスタートです。
私なんて、毎日謝りまくりです(笑)。
なんだかんだで、毎日何かミスをしています。
分からないようにゴマかしてますが・・・(オイオイ)。
偉そうなこと言ってますが、昔はできなかったんですよね。
失敗を認めることが。
でもその当時の上司から教えられたのが、失敗を認めた方が楽になるってことでした。
初めは信じられなかったんですが、何度か経験するうちに確かに認めた方が楽になれることが段々分かってきました。
大事なのは失敗したその後。
失敗したことを、素直に謝っている人間を責める人はまずいません。
逆に、謝っているのにも関わらずまだ責めている人がいたら、その人は信用できないと言っていいですね。
それだけ、『謝る』『謝罪する』という行為は、重要です。
それに素直に認めた方が楽になれます。
上司から教えられた当初はできませんでしたが、そうするようにしていくと謝った方が気分も楽になりましたし、失敗を認めることで腑に落ちるようになりました。
この『腑に落ちる』っていうのが本当に大事で、失敗したことを認めて後悔して、自分の中に入ってくるからこそ、次に同じことを繰り返さずに済むわけです。
逆に失敗したことを認めないと、自分の中に入ってこないので、また同じことを繰り返してしまう可能性が高くなります。
意固地になればなるほど、また同じ轍を踏んでしまうわけです。
だから失敗したその後、その失敗を認めるか否かによって、その後の行動が決まってしまうのです。
指導する立場になって
指導する立場になって、怒らなくなったかというと、そうはなりませんでした(笑)。
失敗したことに対しては、確かに怒らなくなりました。
特に初めての失敗の時は「気にする必要はない」「失敗は誰にでもある」ということを必ず伝えています。
ただ、失敗してしまったことを次につなげられなかった時、つまり同じ失敗を繰り返した時は、しっかりと怒るようにしています。
同じ失敗を繰り返しても認めない場合は、その時は「なぜ?」を繰り返して、ある意味問い詰めるようなこともやったりします。
なぜなら、そうしないとまた繰り返すからです。
失敗は誰にでもありますが、繰り返すことは止められるはずです。
でもそれを繰り返すということは、失敗したことを糧にしていないということです。
指導する立場になってからは、この繰り返しが起こらないように、指導するようになりました。
俺が責任取ったる!
それともう一つ、新しいことにチャレンジする場合です。
新しいことにチャレンジする場合は、失敗することが前提です。
だから、その失敗の責任の所在を明確にしておく必要があるのです。
だから
「失敗してもいい。俺が責任を取る!」
と言ってメンバーを鼓舞しました。
最後の最後に責任を取るのが、上に立つ者の仕事ですから、そこをしっかりとメンバーに伝えること。
そうすることで、メンバーはどんどん成長していってくれます。
ミスした時にどう対応するのか?
それは立場によって大きく変わりますが、一番大事なのはその失敗を繰り返さないことですから、そのためにはどうすれば良いかが最優先事項になるのは変わりありません。
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