最初の1滴を飲んでみたいと思いませんか?
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
また、毎日の『スキ』や『フォロー』、本当に感謝、感謝です。
さて本日ですが、久々のコーヒーネタです(笑)。
さてnoteで『私のイチオシ』というテーマが出てきましたので、それをベースに書きたいと思います。
コーヒーに関して言えば、『水出しコーヒー』そのものが、私のイチオシなんですが、その中でもいくつかオススメのものがあります。
コーヒー単体の楽しみ方とはちょっと違うものですが、水出しコーヒーならではのものとなります。
それでは、よろしくお付き合いくださいませ。
水出しコーヒー版アフォガード
アフォガードという飲み物をご存知でしょうか?
アフォガートまたはアッフォガート(イタリア語:affogato)は、バニラ風味のアイスクリームやジェラートに飲料をかけて食べるスタイルのイタリアのデザートのことです。
日本だと、エスプレッソコーヒーをかけるのが一般的だと思います。
冷たいアイス(ジェラート)に熱いエスプレッソをかけることで、生じる温度差を楽しむのと共に、温度差のあるカフェラテにしてしまうのが目的の飲み物です。
さてこのエスプレッソコーヒーですが、粉体(小麦粉レベル)にまで挽いたコーヒー豆を専用の容器に入れて、9〜11気圧の高圧蒸気で一気に抽出したコーヒーです。
ガツンとした苦味がお好きな方も多いと思いますが、その苦味とは裏腹にほとんどカフェインを含まないのが特徴です。
カフェインは抽出までに時間がかかる成分なので、高圧蒸気で一気に抽出するエスプレッソの場合、カフェインが出きる前に抽出が終わってしまうので、ほとんど含んでいないのです。
ただし、ノンカフェイン(カフェインを含まない)というわけではありませんので、その点はお間違いのないように。
このアフォガードを水出しコーヒーで再現する方法があるんです。
滴下式水出しコーヒーだからできること
これは水出しコーヒーの中でも、滴下式にしかできないことです。
滴下式は、コーヒーに水をポタポタと一滴ずつ落としていく抽出法ですが、そのため最初は濃いコーヒーが抽出されて、だんだんコーヒーの成分は薄くなっていきます。
この最初に出てくる濃いコーヒーを、アフォガードのエスプレッソがわりに使ってしまおうというものです。
正直、後のフィルターの掃除とかが少々大変です(笑)が、アイスコーヒー用の焙煎の深い豆を、お手持ちのミルでできるだけ細かく引いてください。
お店でエスプレッソ用に挽いてもらうのもアリです。
そしてエスプレッソ用に挽いたコーヒー豆をセットして、水出しを開始します。
この時、水の量は従来の1/3〜1/4程度でOKです。
こうして出来上がった水出しコーヒーは、コーヒーエキスの塊みたいな感じになっていますので、それをアイスクリームやジェラートにかけてみてください。
本来のアフォガードのように、温度差はないものの、そのコーヒーエキスの濃さにきっと驚かれるはずです。
従来の水出しコーヒーでも同じ最初の1滴
最初の1滴がコーヒーエキスの塊であることは、従来の水出しコーヒーでも同じです。
最初にそれを舐めてしまったら、後から出る成分は薄くなるので、薄い水出しコーヒーしかできませんが、その水出しを薄くするのがわかっていて、それでも最初の1滴を味わいたいのなら、止めはしません(笑)。
流石に1滴では味もわかりにくいので、ティースプーン1杯くらいを受け止めて、口の中に入れてみてください。
濃くて、苦くて、そのまま飲むには適さないのですが、苦いのがお好きな方には、堪えられない味になっていることでしょう。
完全にお遊びの部類ですが、ハマるとなかなかに面白いですよ。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日の一言
この水出しコーヒーエキス、売るとしたらティースプーン1杯で、アイスコーヒー7〜8杯分くらいするよなぁ(笑)。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?