店舗の数を追いかけている理由
「どうしてお店の数を増やすことに集中しているのですか?」
という質問を受けたので、今日の記事ではこの問いに対する我々本部の考え方について共有させて頂きたいなと思います。
本題に入る前に、全国行脚のお知らせをさせてください。
来週11日は大阪、12日は京都にて、全国行脚勉強会が実施されます。
ぜひ、お知り合いの方と共にいらしてください。
お申し込みは下記のフォームより可能です!
それぞれの開催概要は下記の通りです!
大阪
日 時:5月11日 14:00-16:30
場 所:西成区民センターホール
料 金:無料
第一部:「地域と共に生きる」
講 師:火の鳥代表 竹内秀樹さん
第二部:「フードリボンの始め方」
講 師:夢食堂プロジェクト代表 橋本展行さん
京都
日 時:5月12日 14:00-16:30
場 所:コラボアースE9
料 金:無料
第一部:「地域と共に生きる」
講 師:火の鳥代表 竹内秀樹さん
第二部:「フードリボンの始め方」
講 師:夢食堂プロジェクト代表 橋本展行さん
店舗数を求める理由
僕たち本部はフードリボン店舗を20000箇所にすることを目標にしていて、記事でも頻繁に発信させてもらっています。
これは、「子どもたちが困ったときに駆け込める場所」がそこら中にあることに、意味があると考えているからです。
フードリボンは確かに「食事の機会」を届ける活動だと思いますが、さらに本質的に届けていきたいのは、子どもたちやその親御さんの「安心」だったり「安全」だったり、だと考えています。
また、困っている人がいないのであれば、必ずしも利用されなければいけない活動でもないと思っています。
本来であれば、食事の機会だったり、安心を育んだり、気持ちを落ち着けたり、つながりを持ったりする場所は「家庭」や「学校」である方がいいのかもしれないです。
もし家庭で満足のいく食事ができるのであれば、家庭で家族と一緒に楽しく食卓を囲んでもらった方がいい。フードリボンを無理に使う必要はありません。ただし、困ったときにはいつでも行ける場所、ご飯が食べられる場所として、フードリボン店舗が近くに存在していることは、とても大きな意味があるのではないでしょうか。
そういうわけで、僕たちは「子どもに届けたご飯の数」を目標として掲げていません。あくまで実績の一つとして、集計しているのみです。
例えば、子どもに届けたご飯が0杯だったとしても、その地域にフードリボン店舗が何ヶ所かあって、子どもも地域の大人たちも、みんながその取り組みを受け入れているのであれば、これは一つの成功の形だと思うのです。問題がないのが、一番いいでしょうから。
困ったときに駆け込める
困ったときに駆け込める場所として、存在していただくことがとても大事だと思っていまして、お店の皆様にもそれをお伝えしています。
全国の子どもたちを誰も取りこぼすことなく、みんなが住んでいる場所の近くにフードリボンを使えるお店がある状態を目指して、日々取り組んでいるところです。
食事の数よりも、場所の数を目指して、これからも進んでまいります。
全国行脚も、どうぞよろしくお願いいたします!
こういったことは、以前にも伝えさせてもらったこともあるのですが、定期的かつ頻繁に繰り返し発信した方が良さそうだなと感じますね。
今後も頻繁に僕たちの「あり方」に関する話はしていきたいなと思います。繰り返し繰り返し発信しながら、浸透させていけたらと思います。
【追伸】
■全国行脚2022
■寄付
フードリボンプロジェクトの運営費として使用させて頂きます。
■全国のフードリボン店舗一覧:
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