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フードリボンのお店を利用する子たち

「前に会った時よりも元気ないね、どうしたの?」と、ある人から言われました。

嘘でしょ!?

そんなはずない・・・

元気100%のはずだったのですが、どうしたことでしょうか。自分が気づかない間に、何か異変が起きているのか。

ちょうど最近のインプットの中で、楽しむことや美意識を持つことの大切さを学んできたところです。改めて、今の自分の心の状態、エネルギーの状態を確かめながら、活動していきたいと思った次第です。

おはようございます☀️

今日は「フードリボン店を利用する人たち」というテーマで書きたいなと思います。



いろいろな方から、

「フードリボンのお店ではどんな子どもたちが来ているの?」
「来ている子どもたちの様子はどうなの?」

とい質問をしていただきます。

ということで、回答させていただきます!!(元気よく)

フードリボンのお店には、いろいろな子どもたちが来ます!子どもだけで来る場合もあれば、誰か大人の人と一緒に来る場合もあります!

全体的に見ると、子どもたちだけで来る場合よりも、大人が一緒に同行する場合の方が、多そうに思います。ただしこれは、一件一件データを収集しているわけではなくて、僕たち本部に共有されている事例報告をもとに、僕個人が感じていることです。

でもやはり、特に最初のうちは大人の方が同行してくる場合の方が多いようです。だんだん慣れてくると、子どもだけでも来るようになるイメージかなと思います。

足立区の「食堂ソラノシタ」さんで先日ご飯を食べたときには、ちょうど子どもたちが夢チケットを使っているところに遭遇しました。僕はガッツリそのなかに入っていたわけではないので、一概には言えませんが、どうやら子どもたちだけで訪れていたように見えました。

ただしそれも、「食堂ソラノシタ」さんが活動を始めてからおよそ8ヶ月くらいが経過してからのことです。最初のうちはどうだったのか、分かりません。


来ている子どもたちに関して、多くの店舗に共通していることと言えば、その子たちの生活環境や、家庭の境遇については、分からないということが一つです。

それから、活動を始めてからしばらくのうちは、なかなか子どもたちが来ない状況も続くというのも、多くの店舗で共通していることです。

例外もないことはないですが、やはり「時間」はすごく大事な財産であるようです。活動をスタートしてから比較的早い段階で子どもたちからの利用があったお店というのは、ほぼ漏れなく、何らかの形での「積み重ね」が最初からあって、地域・子どもたちから受け入れられやすい状況にあったケースです。

ある人から、こんなことを言われたことがあります。

「来るかどうかは、子どもが決めるんだ。だから、そこが子どもから信頼される場所にならなきゃ、子どもは来ない。子どもから信頼される場所なら、黙ってても来るようになる」

今の時点で子ども達からあまり利用されていない場所を非難しようとする意図はいっさいありません。

子どもからの信頼を勝ち取るには、それなりの時間がかかるということを、その方は伝えてくださりました。

自分達の思いに嘘がないのなら、自分達の取り組みが本当に子どもたちに寄り添ったものであるならば、必ずや受け入れられるようになると、そう考えています。



話が逸れてしまいました!

「来ている子どもたちはどんな子?」については、中学生以下のあらゆる子が来ています!男女問わず、年齢もバラバラです。子どもだけで来ることもあれば、大人が同伴する場合もあります。

彼らの生活がどのようなものであるかは、知る由もありません。彼ら一人ひとりがどのような悩みや苦しみ、課題を抱えながら生きているか、全てを把握しきれている訳ではありません。むしろ、全く分からないことの方が圧倒的に多いです。

そんな子たちも、来てくれたらすごく喜んでご飯を食べてくれるといいます。ご飯粒ひとつ残さず、きれいに食べて元気に帰っていくといいます。

特に、お母さんたちからのお礼の言葉がたくさん届いているようです。子どもたちからは、お店で働くスタッフさんの姿を見て、「いつか自分も将来、このお店で働きたい!」と、言ってもらえることがあると聞いています。

そのお店で働くことが、子どもたちの夢になっている。それは、お店で働くスタッフさんが輝いているから、それに尽きるのではないでしょうか。

全国の輝く飲食店さんに、子どもたちが足を運ぶ一つのきっかけに、フードリボンという活動が絡むことができたら、喜ばしい限りです。

ということで、今日はここまでにいたします!
いつも読んでいただき、本当にありがとうございます!!

それではまた明日〜〜!!



【追伸】


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