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Maison KEI

1.レストラン紹介

今回は静岡県の御殿場にあります、『Maison KEI』さんのレビューです。

2020年のフランス版ミシュランガイドにて、パリ1区にある『Restaurant KEI』の小林圭シェフはアジア人シェフとして初めて三つ星を獲得されました。
さらにそこから現在まで連続で三つ星獲得という偉業を成し遂げています。

小林圭シェフの本が飾られてます

2021年には、500年の歴史を誇る和菓子店『とらや』の18代目の社長である黒川光晴さんと小林シェフが共同で手掛けた『KEI』の日本初出店舗としても話題になったのがこちらの『Maison KEI』です。

テーマは『地産地消と地域活性』

2.シェフ紹介

目の前で仕上げて頂きました。

シェフを務めるのは、佐藤充宜シェフです。
佐藤シェフは、五反田にあります『ヌキテパ』等の名店を経て渡仏。地方で腕を磨いた後に、6年間パリの『Restaurant KEI』にて小林シェフの元で研鑽を積み、右腕として活躍された方です。

3.外観と内装

建築は虎屋グループと同じ内藤廣氏が担当。
地方ならではの敷地を大胆に活用し、
上手く自然に溶け込んだ外観。
窓の面積が多い為、光が綺麗に入る
木を多く使ったシンプルでモダンな内装
天気が良い日は、目の前に富士山が見えます

4.メニュー構成

コースは5,500、9,500、14,000の3種類が昼夜変わらずに提供されているようです。
今回はPRESTIGEコース(14,000)を頂きました。以下が提供された料理です。

熟成蜜柑
サラミとチーズのマドレーヌ・サレ
スープ・ド・ポワソン
ジャルダン・ドゥ・レギューム
パリ本店でも提供しているスペシャリテ
パン・ド・カンパーニュ
地元の人気パン屋
『ブーランジェリー・アダチ』
茸のラビオリ パルミジャーノのエスプーマ
金目鯛の鱗焼き
情熱大陸にも出た『サスエ前田魚店』
金目鯛の鱗焼き
情熱大陸にも出演した『サスエ前田魚店』
蝦夷鮑 椎茸 黒トリュフ
店名が刻印されたメインナイフの"貝印旬"
赤城和牛のバベット
ゴルゴンゾーラのアイス ピーカンナッツ 蜂蜜
バシュラン・カシス・マロン
パリ本店でも提供している
スタイルはそのままに、
とらやのアレンジを加えられていました。
リオレ・キャラメル

5.レビュー

テーマである地産地消・地域活性の通り、富士山を眺めながら頂くその土地の食材達は、どれも魅力的で素晴らしい物ばかりでした。

特に焼津の『サスエ前田魚店』から届いたという金目鯛は、パリパリの鱗焼きにし、旬の野菜のソースと味わう事で、とても印象に残っています。

また本店のスペシャリテでもある、ジャルダン・ドゥ・レギューム・クロッカンは、庭園風季節のサラダという意味で、こちらでは静岡県の野菜を中心に30種類以上が入り、レモンの果汁の泡と混ぜて召し上がるという物。食べる度に口に入る野菜や魚、オリーブやナッツ等の多様な要素の組み合わせが違う為、非常に楽しく美味しい一皿でした。

皿は陶器に拘り綺麗なものばかりです。

6.満足度

総合評価       ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.7

料理・味       ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
空間・雰囲気 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
独創性          ⭐️⭐️⭐️⭐️
サービス       ⭐️⭐️⭐️⭐️
コスパ          ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

7.情報

📍静岡県御殿場市東山527-1

🚃 JR御殿場線 御殿場駅下車タクシーで15分

🕒 11:30〜14:00(L.O14:00)
      17:30〜21:00(L.O18:30)

💴 ☀️¥15,000〜29,999
    🌙¥15,000〜29,999

8.ご挨拶

最後まで見て頂き、ありがとうございました。Instagramでも投稿しているので、もしよかったらそちらも見て頂けると嬉しいです。

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