2020年トレンド料理ワード大賞トップ10発表
こんにちは。フーディストサービス広報の伊藤です。
今回はフーディストサービスの運営メディアである、料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」で発表した、「2020年トレンド料理ワード大賞」のTOP10を紹介していきます。
レシピブログ企画 トレンド料理ワード大賞とは
レシピブログのユーザーが検索したキーワードをベースに毎年6月12月に
「トレンド料理ワード大賞」を発表しています。日々料理や食を楽しむユーザーはどんなことに興味関心が高かったのか、そこから見える傾向を含めて
その年の料理トレンドを振り返っています。
今回は2019年12月1日~2020年10月31日までの期間に3,900万人のレシピブログユーザーが検索したキーワードの中から、急上昇したものをレシピブログ編集部にて選出しました。
2020年は余暇時間を充実させるアイテムが多数
コロナ禍により、自宅で過ごす時間が多かった2020年。今年は特に自宅で美味しいものを食べた、作ったという方も多いのではないでしょうか。今年レシピブログのユーザーが検索したワードの中には、巣ごもり消費の影響や余暇時間を充実させるアイテムが多数ありました。また、時短・簡単に万能さが加わった調理家電や昨今続く健康志向関連のワードなど、幅広い料理ワードがランクインしています。レシピブログ編集長の久永千恵の総括と合わせて紹介していきます。
気になる結果…10位から発表
10位: ハリッサ
唐辛子をベースに、パプリカ、にんにく、クミン、コリアンダーなどを加えて作られた地中海生まれの万能調味料。数年前から何度か話題になっていましたがSNSでブームが再燃し、カルディコーヒーファームで取り扱っている商品が一時品薄になるほどに。ピリ辛でスパイシーな風味がどんな料理にも合いそのままディップにしたり、炒め物やスープ、煮込み料理などに様々なレシピに活用ができます。ハリッサ自体を手作りする人も多く検索数も昨対で3倍の伸びをみせました。
9位:脂質制限
カロリーの高い脂質を制限し摂取カロリーを抑える方法。ダイエットや健康
志向が高まり、効果的な食事のとり方として検索ワードが上昇しました。
8位:子供と作れる
臨時休校や外出自粛の影響で、調理の時間を子供と一緒に楽しめるお手軽なレシピの検索ニーズが高まりました。
7位:ズボラ飯
時短・簡単料理の需要が高まり、少ない食材で誰でも簡単に美味しい料理が作れるズボラ飯が人気を集めた。ズボラ飯をテーマにしたレシピ本も出版されています。
6位:エナジーボール
オーストラリア発祥の砂糖、乳製品、添加物が入っていないグルテンフリーのお菓子のこと。テレビで人気モデルが紹介したことで話題となり、ダイエット中や美容意識の高い人の注目を集めました。主な材料はドライフルーツやナッツ、スパイス、オイルで火を使わずに手軽に作ることができるのも特徴となっています。市販品も販売されており、栄養と満足感が得られる罪悪感ゼロのお菓子としてレシピを検索する人が上昇しました。
5位:業務スーパー
通常のスーパーでは取り揃えていないような大容量の食品、オリジナル食品や輸入食品などをラインナップし、メディアでも取り上げられ人気となっています。
4位:志麻さん
予約が取れない伝説の家政婦として人気の「志麻さん」。NHK「あさイチ」や日本テレビ「沸騰ワード10」などテレビや雑誌にひっぱりだことなっています。元フレンチ料理人の経験と技術をいかしながら、3時間で15品のおかずを作る豊かな発想力は幅広い世代を魅了しています。著書も10冊以上にのぼり「志麻さんの気軽に作れる極上おやつ(マガジンハウス)は、2020年料理レシピ本大賞・お菓子部門を受賞し、昨年に続いてのランクインとなりました。
3位:電気圧力鍋
火を使わずに時短で安全に圧力調理ができる鍋のこと。パナソニック、アイリスオーヤマ、ティファール、シロカなど各メーカーから様々な機能やサイズの商品が展開されており、レシピブログの年間検索数も一番の伸びを見せました。6月に実施したユーザーアンケートでも今後増えそうな支出:調理家電(25%)となっていました。おうち時間を豊かに過ごすためのツールとして熱い支持を得ているようです。
2位:ホットケーキミックス
「ホットケーキミックス」は、上半期のトレンド料理ワード大賞に続いてランクイン。お菓子作りのニーズがあがる2月のバレンタイン時期に加え今年は4・5月の緊急事態宣言下にも利用者が急増し一時店頭から在庫が品薄になるほどに。お菓子以外にパンやピザ、肉まんなど幅広いレシピを楽しむことができトースターや電子レンジで手軽に調理ができるのも人気の要因になっています。グルテンフリーに対応したものや糖質カットタイプなど各メーカーから多彩な商品が展開されています。
大賞:ホットクック
2020年の大賞は「ホットクック」が受賞となりました。水を使わずに食材の水分だけでおいしい料理が作れるシャープの水なし自動調理鍋で2015年の発売以降、自動調理鍋を一般家庭に広め業界の牽引役を担ってきました。コロナ禍による巣ごもり消費も重なり販売台数は30万台を突破し、レシピブログの検索数も昨対比で10倍以上に。愛用者による多数のレシピがSNSでシェアされており、忙しい毎日を送る共働きや子育て家庭の必需品となっています。
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2021年もコロナの影響が続くことが予想されます。そのなかで家庭ではどんな料理が好まれどんな食スタイルの変化があるので、来年も注目していきたいと思います。
なお、このトレンド料理ワード大賞はプレスリリースでの発表しております。レシピブログが注目する「2021年のキーワード4選」もありますので、ぜひご覧ください。
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