2021年「注目のライフスタイルキーワード」4選

こんにちは!フーディストサービス広報の伊藤です。新しい一年がはじまりましたね。

今年もフーディストサービスでは、変化する時代に寄り添い
食や暮らしについて、わくわくしたり、幸せな気持ちになったりするような
楽しみをフーディストと一緒に発信・提案をしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

2021年1本目の公式noteでは、料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」で発表した「2021年注目のライフスタイルキーワード」を紹介します。

新型コロナウィルス感染症の影響で私たちの生活様式が一変した2020年。
制限された生活の中、この閉塞感を乗り越えようと新しい仕組みやサービスが定番化しました。ニューノーマル生活の中で、「良かった」「続けていきたい」と思えたライフスタイルや価値観もあったのではないでしょうか。

そんな2020年を振り返りつつ、暮らしや料理に強みをおくレシピブログならではの視点で今年注目している新生活や新習慣を4つ取り上げます。

■脱巣ごもり!家キャン・ゆるキャン人口の増加

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コロナ禍の巣ごもり生活の中で家族で楽しく過ごすため、家にいながらアウトドア気分を味わえる「家キャン」「ベランピング」が人気となっています。実際にレシピブログでも「キャンプ飯」というワードの検索数は2019年の2倍で伸びています。キャンプ用品やアウトドアグッズ専門店の売り上げは2020年夏以降、好調で大打撃をうけているアパレル業界の中でも作業服を扱う「ワークマン」は順調に売り上げを伸ばしています。一人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」専用のキャンプ場も増えてきているようで、感染リスクを避けながら屋外で自然を楽しむキャンプ人口はさらに膨れ上がりそうです。

■生産者やインフルエンサーによるD2Cの拡大

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自粛で飲食店や旅行に行けなくなり自宅での料理に飽きた人がこぞって利用したのがネット通販。姉妹サイト「おとりよせネット」では2020年の利用者が5倍に、産直ECの「食べチョク」は2020年2月から5月までの3カ月間で流通総額が35倍に跳ね上がりました。生産者さんから直接、野菜や肉、魚をとりよせ味わう喜びにリピーターも続出しています。そしてこのD2Cの動きは食に限らずアパレルやコスメ業界にも拡大しており、インスタグラマーやYoutuberなどインフルエンサー起点となるブランドが多数誕生しそうです。製造・物流・販売まで誰でも気軽にモノ作りができる時代の到来です。

■環境に優しい新たなたんぱく源の可能性

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植物由来の「大豆ミート」や「パスタ」「スイーツ」など数年前から国内でも各企業から続々と商品が誕生していますが、2020年私たちを驚かせたのが5月に無印良品から発売された「コオロギせんべい」。コオロギやイナゴは高たんぱくで栄養価が高く伝統食として日本でも古くから食べられてきましたが、最近海外では地球環境に優しい食品として注目されています。その流れもあり国内では「ANTCICADA」など昆虫食を取り扱う飲食店もオープンし始めています。ベンチャー企業の参入も増えており健康を維持しながら地球にも優しい食品への期待がさらに高まりそうです。

■サステナブルが標準に。エコ意識の定着化

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2020年7月からスタートした「レジ袋有料化」。スーパーやコンビニだけでなく衣料品店やドラッグストアなどあらゆる場所で導入され今やマイバックを持ち歩くことは当たり前となってきました。国連が掲げるSDGsの目標にむけて持続可能(サステナブル)な社会への取り組みがより身近となりました。そして2020年春、商品のボトルをリユースする新しい取り組み「LOOP」が始まります。調味料や飲料、洗剤などが入った容器を使い終わったら回収し必要な時に注文するという牛乳配達のようなモデルです。循環型の消費モデルで私たちのエコ意識はさらに加速していくのはないでしょうか。

2021年もコロナの影響が続くことが予想される中、各業界でビジネスモデルの変革が求められている様子がうかがえます。コロナによる一時的なものなのか、生活に定着していくのか…今までの常識に問わられずwithコロナの世界をどう生き抜いていくかが2021年はさらに鍵となりそうです。

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