見出し画像

【FX】5/1〜5/5マーケット戦略

●注目経済指標

参考: 外為ex

月曜日はアジア市場の多くが休みとなります。日本は休みではないですが、GWなので出来高が少ないかもしれません。
まずはISM製造業景況指数だけですね。
前回よりも予想は高めです。強い数字が出てもおかしくないと想定しています。

火曜日は欧州のHICP(消費者物価指数)が注目です。前回6.9%で予想は7.0%です。コアは鈍化傾向の予想です。
以前からユーロ買いを推していましたが、ここは一つのターニングポイントになると思っています。インフレ鈍化傾向ならば今週のユーロ高はそこまで期待できないと感じております。もちろんインフレが加速するのであれば、以前と変わらずユーロ買いを進めていくつもりです。

水曜日はADP雇用、ISM非製造業、そしてFOMCです。ADPの数値は個人的にムラがあると感じているので参考程度にしています。
ISM非製造業が悪化している場合はドル売り材料となります。もちろんいい結果であればドル買いが加速します。
FOMCでは今年最後の利上げの可能性もあると考えています。記者会見で今後の利上げに関する発言があれば注目されるでしょう。

木曜日は欧州のPMI、PPI、そしてECBがあります。PPIの予想がかなり下がってます。ご存知の方もいるかと思いますが、PPIの鈍化傾向は消費者物価指数が数ヶ月後鈍化する可能性が高くなります。以前に欧州の食品の価格は下がると発言があった事を考慮しますと、やはり年後半は鈍化傾向だと考えています。ユーロ買いプレイヤーからすると逆風となり得る指標です。
そしてECBです。ユーロは利上げする事がコンセンサスとなっており、利上げが継続するのかどうかが焦点となってきそうです。
ラガルドさんの記者会見ではその点に注目したいと思います。

金曜日は日本が休場となり東京時間の出来高は低いと思います。マーケットが薄い状況かと思いますので注意が必要です。
雇用統計が注目です。失業率が3.6%と前回より悪化傾向の予想です。また非農業部門でも17.8万人と前回より弱い数字の予想です。
この2つが悪化傾向であればドル売り材料となります。


●戦略

クロス円は全体的に今まで強かったですね。この狙いはとても良かったと思っています。
ですが短期間で上がりすぎな気がします。ドル円が136.5円あたりまで上昇するとは予想していなかったです😂
ユーロ円も150円を越えていきました。まぁユーロ高になる事は以前から記載してる通りなのでそこまで驚きはないです。

ただ今週の指標から先週までのユーロ高に期待ができるかと言えば、そこまで期待できないと思っています。やはり物価指数系の鈍化はユーロ高に逆風である事は変わりません。
今週は今までのクロス円のロングポジションを利食いしていく流れになると思います。
もしクロス円の上昇が厳しくなっていき、下落するのであれば、オージー円(オーストラリア円)、ドル円を中心にショートを仕掛けてもいいかと思います。
FOMCの利上げ後に金融機関などのショックニュースがあれば、下落に追い風になるでしょう。タイミングが合えばラッキーぐらいと考えています。
ですがじわじわと苦しめられている企業、銀行がある事は間違いないです。大きく値が動くならクロス円の下落方向でしょう。

ドルインデックスは直近101〜102のレンジです。101を下抜けるとかなりドル安方向に走りやすいと考えています。101の攻防は今後も注目です。

週足ですが10年債利回りもレジサボライン辺りです。下抜けは当然走りやすいです。ドルインデックスと同じく注目していきます。

今週のスタンスとしては様子を見ながら利食いしていき、ポジションを取るなら調整狙いのクロス円の下落と考えています。
またTwitterで随時発信していきますのでよろしくお願いします。


最後まで読んで頂きありがとうございました🙇‍♂️『参考になった!』、『今後も見たい!』と思ってくださったらフォローといいね!をお願いします🙇‍♂️🙇‍♂️
今後の活動の励みになります!

またTwitterでもマーケットの情報について投稿しているので、よければフォローのほどよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?