「自分の本当の気持ち」に向き合うって本っっっっ当に難しい。
お疲れ様です。
最近はお正月で休みなのもあり、毎日更新できているおかげで、自分がどういう人間なのかも見直す機会を頂けてます。
タイトル通り今回は自分でも全く解決していないけど、今年中にはっきりさせたい目標です。
自分の「本当の気持ち」って何?
僕たちは日々、いろんなことを考えます。その中には
今日の昼これ食べたいなーとか
帰ったらこれしよう
とかあまり頭全体を使わない内容がほとんどです。
頭を使わないというか、目先のことを考えることが大半だと思います。
でもよくよく考えてみましょう。
寝る時間を削っても自分が熱中して取り組めることはなにか。
これを武器に将来働いていきたいと思うことはなにか。
これから自分がどうなりたいか。
こういうことって普段あんまり考えなくないですか?
僕も全く考えていませんでした。
僕は料理人なので、「今日の仕込みはこういう段取りでするか」とか「あの調理法をこうやってみよう」とかは考えていましたが、
明確にそれを活用してどんな自分になるのかということまでは考えが至らずです。
考える段階が1~3段階まであったらこうだと思います。
第1段階 1次元的な思考 および 生物的な欲求
第2段階 第1段階を通じて次に結びつける2次元的思考回路
第3段階 最終的な目標に向かって逆算し、自分が今やっていることを1つの道筋にする思考
きっとほとんどの人は第2段階まではできると思います。
でも第3段階の思考回路に自分を持っていくには「自分自身」を強く知っておかなければいけません。
僕を例にお話します。
僕は料理人を12年間続けてきています。
26歳で結婚し、28歳で娘が産まれました。
32歳までには独立して自分の店を出したいと思って今どういたらいいか考えている中で「本当の自分問題」にぶち当たっています。
詳細はこうです。
12年間色んな素晴らしいシェフに巡り合えて料理もそうですが、仕事というものがなにかもたくさん教わってきました。
都内のような1流料理店ではないけれども、上司には恵まれてきたと思っています。12年間料理をさぼってきたわけでもないし、手も抜いてきたとは思っていません。本もよく読み、いろんな視点から料理に関して考えてきたとも思っています。
しかし、自分の店を出すとなったら、何を作ろうか、どんなコンセプトでやろうか 全く出てこないのです。
それはきっと日々の仕事はきちんとやってこれたけど、それらを通じてどんな料理人になるかという目標に欠けまくっていたからだと思います。
これを書いているのも恥ずかしいですが、
自分がどんな料理人になりたいのか
自分の得意料理は何だと言えるようになるのか
自分の店はどんなふうにしていきたいのか
ということを明確にしっかり考えていなかったから、日々仕事をこなすロボットに成り下がっていたのだと思います。
そして、そこに気づきもう一度考え直す中で、自分が12年間やってきて現在どんな料理人で何が得意でどんな店を出したいのかがどんどんわからなくなっていき、リンボの世界に落ちていっている気分です。
自分で言うのもなんですが、僕は「器用貧乏」だと思います。
大体のことはそつなくこなせるけどそれ以上極めれず中途半端な存在になってしまうタイプです。
日々の業務に対してもっと真剣に奥深く取り組むべきだったと今更ながら後悔しています。
また、今はインターネットやYoutube でも料理の情報は上がっており、簡単に調べれます。TwitterやInstagramでは「僕はこうやって稼ぎました」的な眉唾ものの情報もたくさん出てきます。店舗経営を学んでいく中での原価率や日々の売り上げのシュミレーションをしていくと「数字」にのまれ、本当に自分が何を提供したいのかもっともっとわからなくなっていきます。
それらもすべて「内なる自分自身」としっかり対話できていなかったからだと思います。
なぜ自分は料理を始めたのか、なぜ自分は店を出したいのか、独立してどうなりたいのか
ここを深く考えなければ独立しないほうがいいのではないかと今は思っています。
芯のある男であれ!!!
お正月に親戚で「芸能人格付けチェック」を見ました。
今回惜しくも3流芸能人になってしまいましたが、GACKT氏の美学には大変いい影響を受けました。
以前ニュースで氏は「格付けチェックがストレス」とか「めちゃくちゃ勉強している」という内容を見ました。
テレビの前では全くの余裕で、生まれつき能力値が高いかのようなふるまいを見せている氏でしたが、個人で通算62問連続正解は伊達ではなく、その裏側には誰も見たことがないけど、半端ない努力があったことに本当に驚きました。
普段見せることのない裏側を知ることで、どれだけその人が一つのことに対して真剣に取り組んでいるか驚き、初めて氏をかっこいいと思いました。
他にもいます。
カリスマホストのLORANDさん
堀江貴文さん
与沢翼さん
彼らはメディアでは派手な演出などが目立ちますが、日々ストイックなくらい集中して物事に取り組んでいる姿勢を見ると、本当に憧れますし、自分もそこのステージに立ちたいと思います。
上に紹介した方々は自分の「スタイル」を持ち、周りに流されることなく「自分の哲学」に従ってたゆまぬ努力を続けています。
メディアには出ていないけれど、世界の多くの成功した方々がそうやって自分自身を見つめなおし、自分の芯となる哲学を構築し、それに対して一生懸命に努力することでいまの自分になれたのだと思います。
世界の多くの経営者や成功者がヨガをやったりトレーニングをしているのは意識して自分自身と対話する時間を作っているからなのかもしれないと思いました。
そう考えると昔、料理人を目指した理由も食材に対して真摯に向き合い考えチャレンジしてみる姿勢が本当にかっこよかったからだと思いだします。
それに対して自分はそういった考えでは生きてきていなかったと反省を隠せません。
反省と今後
ただポジティブに、アラサーになってしまったけれども、そこに気づけたのは本当に良かったとも思っています。
今から自分自身がどんな人間であるかをしっかり意識し、家族の将来も考えて自分がどんな男になっていきたいのか考えるきっかけを見つけれたからです。
普段電車では数多くの人が携帯電話を触っています。
しかし、携帯電話に無縁もしくは持っていても全く使わない高齢者層の人たちは電車の中では目をつぶっていることが多いです。
多分眠っていません。←(いないと思いたい)
今の高齢者の方々が高度経済成長期の日本を作ってこれたのも、ああやって何もしない時間を「何か」について、目をつぶり頭の中で考えることが出来たからなのかと思ってしまうのは都合がよすぎるでしょうか。
恥ずかしい話を例に出しましたが、やはり振り返ってみても
「自分自身をよく知る」→「何に集中すればいいかを選択できる」→「選択したことに対して一直線に突き進む」→「成功する」
という構図はどんなに社会が進歩しても、テクノロジーが進化して人間と機械の境界線がわからなくなっても、
決して変わらない「成功」への方程式な気がします。
僕自身、やはり人生で「成功」は収めたいです。欲深いと非難されるかもしれませんが、それが本音です。
しかしその「成功したい」しか考えないことでそれ以外が全く見えていなく、全部無視して手っ取り早い方法に食いついて行っていたと思います。
「成功」がどんなものかの定義は人によって様々だと思いますが、どんな形であれ、上に書いた方程式は崩せないし、先日投稿した通り「今が一番大事」なのかと改めて思います。
これからの時代はAIがもっと進化してきて芯を持たない人間はAIに使われる存在になるかもしれません。
そんな世の中だからこそしっかり自分を認識出来て、しっかりと将来の目標を持ち、それに向かって真っすぐに進める人が必要ですし、
そんな人が数多くのテクノロジーを新しく学んだり、身に着け世界を動かしていくんだと思います。
テクノロジーの進化で大きく分かれるのはもはや人間の貧富の差ではなく能力の差なのかもしれません。
どちらになるかに考え方が大きく作用してくる以上、しっかりと自分を持ちたいと思います。
それがこれからの自分磨きなのだと思います。
2020/1/2
働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。