知られていないヴィーガンの正体(2)なぜ動物性由来のものを食べないのか

みなさんこんにちは!

さて、今回はついにヴィーガンの正体について暴いていきたいと思います。
ちなみに僕はヴィーガンではないですし、少し前まではヴィーガンの方を理解できませんでした。「なぜ、動物を食べないのか?植物だって生き物じゃないか。動物愛護で食べないのならば自己満足でしょ」と捻くれた考えを持ってました。

しかし、ヴィーガンはただの動物愛護家でも自分の身体の健康に対していきすぎた考えをもったフードファディズミストではなかったのです。

ヴィーガンが動物性由来のものを食べない本当の理由は
「家畜(牛、豚、鶏etc...)を育てることが圧倒的に地球に負荷をかけている」からです。
その一つが「水枯渇」の問題。
「急に水枯渇!?」そう思った方も多いのではないのでしょうか。

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日常生活でただ同然に安全な水を使っている我々日本人にとっては全く想像のつかない話かもしれません。

しかしこれはすでに世界で直面している事実であり、今からあなたが危機感を持って取り組まなければいけない課題でもあります。

では、水枯渇の真実についてお話ししていきます。
地球が持つ水資源は、14億k㎥といわれています。
淡水はわずか2.5%程度に過ぎません。また、この淡水の大部分は南極や北極地域などの氷や氷河として存在しているため、地下水や河川、湖沼などの水として存在する淡水の量は地球全体の水の約0.8%に過ぎず、さらにこの大部分は地下水であるため、河川や湖沼などの人が利用しやすい状態で存在する水に限ると、その量は約0.01%(10万k㎥)でしかないのです。
そして、なんとその淡水の80%(3360k㎥)が食糧生産のために使われているんです。

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1kg のトウモロコシを生産するには、灌漑用水として1,800 リットル(1.8k㎥)の水が必要です。また、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kg を生産するには、20,600リットル(20k㎥)もの水が必要なのです。

(こちらで自分の食事がどれくらい水を消費しているのか見てみてください。)

つまり、我々が動物性のお肉を食べれば食べるほど、水枯渇を加速させ、自らの将来の生活を苦しいものにしているのです。

ヴィーガンとはこのことを知り、植物性の食物のみを食べることで自分を含めた地球の将来を守ろうという意志のある素晴らしい方々だったのです。

いきなりヴィーガンになるのは難しいですし、「お肉を食べたい」と思う人は多いでしょう。僕もそうです。

しかし何もしないわけにもいきません。例えば、週2回は動物性のものを食べないなど、ヴィーガンデイを作って見るのはいかがでしょうか。
一緒に地球の将来、自分の将来を考えて食生活を少しずつ変えていきましょう。

僕らも少しずつそのような商品展開をしていきたいと考えております。

また、食糧危機などについては別の記事で書きたいと思います。


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