【LFCコンポストレビュー④】生ごみの分解とは？
こんにちは！
和歌山食と暮らしプロジェクト おりく（♂）です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています！
我が家にLFCコンポストバッグが届いてそろそろ1ヶ月というところ。
最初は生ごみをどんどんバッグに入れていったら、ニオイが発生したり、あふれてしまったりするのでは？と思っていました。
しかし、毎日生ごみを入れてもコンポスト基材の中に含まれる微生物が生ごみをどんどん分解してくれます。
おかげでごみの量も減り、生ごみのニオイも軽減されたと感じました。
本記事ではLFCコンポストバッグの中の変化、分解の様子を紹介します。
分解とは？
コンポスト基材に生ごみを入れると、少しずつ形がなくなり、生ごみの時に感じたニオイも減少していきます。
基材に含まれる微生物が生ごみ（有機物）を水、二酸化炭素やその他の栄養素（無機物）に変えているのです。
この現象を「生分解（せいぶんかい）」と言い、一般的には分解とも言われます。
有機物が無機物に変わると植物がその栄養を吸収しやすくなるので、生ごみを分解することで野菜作りやガーデニングにピッタリの堆肥を作ることができます。
分解の様子
分解は日々進行するものなので、1日で大きな変化があるわけではありません。
そのため、変化が見えた日を抜粋して紹介します❗️
8月19日→8月21日
投入したもの：スイカの皮、玉ねぎの皮、なすのへた、ピーマンのへたとタネ、トマトのへた
この日は初めて水分量の多いスイカやトマトを投入しました。
夏場ですので、放置していたらすぐにニオイが発生しますよね💦
バッグにいれて基材をかぶせることで、しっかりニオイの発生がおさえられています。
やはり2日間では形に大きな変化はないようです。
8月22日→8月23日
投入したもの：玉ねぎの皮、ピーマンのへたとタネ、トマトのへた（ごはんは8月23日のもの）
玉ねぎの皮を多めに入れてみました。
玉ねぎの皮は分解しにくいらしく、8月19日に投入したものと加え玉ねぎの皮が目立っています。
トマトと、8月19日に投入したナスのへた部分を取り出してみると、少ししわしわになって水分が抜けている様子。
少しずつ分解されているのでしょうか❓
8月25日
前日に投入したもの：トマトのへた
バッグを開けた時にツンとしたニオイがあると思って、よく見てみるとカビが発生していました💦
どうやら前日に入れたトマトの付近にカビが発生しているようです。
LFCコンポストのよくある質問によると白カビの発生はうまくいっている証拠とのこと。気にせず混ぜ込んでしまって、続けていきましょう❗️
8月26日→8月31日
投入したもの：トマトのへた、白菜の切れ端、玉ねぎの皮、変色したローズマリー
見た目にはあまり変化がないようですが、手で触った感触やスコップで混ぜている感覚が変わってきました。
土を1部分つまんでみると、元々は野菜くず（なすのへた？）のようなものがホロホロと崩れたような感触。
分解が進んでいるようです❗️
LFCコンポストを選ぶ理由は基材にあり？
LFCコンポストの基材は「植物性の有機性廃棄物をゴールデン比率で独自にブレンドし、ごみの分解が速く進むように配合しています。分解促進剤も不要のため、悪臭も出にくいのが魅力です。」とのこと。
（引用：LFCコンポスト 「コンポストとは」）
初心者でも、分解がすすまないなど失敗のリスクを減らしてコンポストをおこなうことができるのがLFCコンポストの強みです❗️
生ごみを分解してできる吸収しやすい栄養素がないと質のよい堆肥はできあがりません。
食べた野菜の生ごみを家庭で余さず堆肥にすることで質のよい野菜ができる。
その野菜を食べることでまた生ごみが生まれる。
そういったリサイクルの輪をまわすことで、限られた資源を少しでも守っていきましょう❗️
LFCコンポスト 公式ページ
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