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“もったいないキッチン”を開催しました/和歌山市

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトのわかめ(♀)です。

このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…


そんな取り組みをしています!

今回は、和歌山市で開催された「リアルもったいないキッチン」につい紹介させていただきます。

◆もったいないキッチンとは

10月の終わりに日高町にて、映画「0円キッチン」を参考にしたリアルもったいないキッチンが開催されました。

リアルもったいないキッチンとは、賞味期限が近づいていたり、使い道に困っている食材を持ち寄って、その食材を見てからメニューを考え、調理をするというものです。

日高町での開催の様子は、Instagramでも紹介されています。


この取り組みを「ぜひ和歌山市でも実現したい」という声があり、今回は和歌山市在住の子育て中の母親たちが中心となって開催しました。

◆集まった食材とメニューについて

今回集まった食材は、冷蔵庫や戸棚で眠っていたものや、いただいたお野菜・果物などが多かったです。

自宅では使い切れない物なども持ってきていただいており、写真のようにたくさんの食材が集まりました。

これらの食材が「もしかしたら捨てられていたのかもしれない」と思うと、やはりもったいないですね。

これらの食材を使ってメニューを考えていくのですが、メニューの考案や調理法などの指示は、料理が得意だったり、経験のある方々が率先してアイデアをだしてくださいました。


実際の調理ではお子さんたちもお手伝い♪


では、実際にどんな料理が出来上がったのでしょう??

(1)車麩と高野豆腐の甘酢唐揚げタルタルソースかけ

(2)さつまいもごはん

(3)バターナッツかぼちゃの豆乳ポタージュ

(4)きゅうりとツナマヨ和え

(5)そうめんピザ(トマトソース・ガーリック明太子)

(6)柿と大根のなます

(7)里芋の焼きカレーコロッケ

(8)はやとうりとヤーコンの塩きんぴら

(9)トマトジュースと海老の重ね煮スープパスタ

(10)天草のゼリー

(11)梅ジャム入りシフォケーキ

お茶も余り物で。


以上、11品もの料理が出来上がりました!

どれも工夫がいっぱいで、
とてもおいしく仕上がりました!

◆リアルもったいないキッチンで感じたこと

みんなで食べると、より美味しいです


今回は初めての取り組みではありましたが、まずは、ケガもなく無事に開催できたことが良かったです。

参加された方からも感想をいただいたので、一部掲載いたします。


・レトルトカレーから焼きコロッケができるとは思わなかった

・食材が生き返った

・自分がする味付け以外の調理方法を知れた

・たんぱく源は少なかったけど、デザートまでつくれてバランス良くメニューができた

・もったいないキッチンの可能性を感じた

・食材を持ち寄ったりみんなで集まるのが楽しかった。

・あまり知らない食材や、たくさん余る食材もアイデア次第で食べれるのが良かった

・防災にもつながるのではないかと感じた(ローリングストック)

・子育ての悩みなども共有できる

・学校に行かない選択をしている子どもにも活躍してもらえた


このように、
もったいないキッチンが食品ロス削減の意識を高めることはもちろん、集まる場所(コミュニティ)としての役割をもつことがわかりました。

今後も、地域に住む方たちが「もったいないキッチン」に参加する機会が増えるよう、和歌山食と暮らしプロジェクトでも企画をしていきたいと感じました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。



和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社

運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク

NPO法人ホッピング


担当:岡部



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