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リアルもったいないキッチン@和歌山市マルコーホーム中央コミュニティセンター 20240719

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトの おりく(♂)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!

和歌山食と暮らしプロジェクトでは不定期でリアルもったいないキッチンを開催しています。
もったいないキッチンとは…
参加されるご家庭で余った食材、食べきれなかったり、賞味期限間近な食材を持ち寄り、
みんなでお料理し、食品ロスにならないように工夫しながら食べきれたら…というイベントです。
前回の記事はこちら↓

今回は発酵未来塾の津村千賀さんをサポーターとしてお招きし、マルコーホーム中央コミュニティセンターでもったいないキッチンを開催しました。
津村千賀さんは薬剤師で働いている時に日ごろから「『薬を飲んでいても症状を抑えているだけで、根本治療にはならない。薬を飲む前に食でできることがたくさんある」ということを肌で感じていたそう。
助産院での出産、その時の助産師さんとの関わりがきっかけで食への意識が変わり、発酵食への興味をもったとのこと。
現在では発酵食品についてのレッスン、セミナー、講師育成を通じ、健康に生活するための学びを提供しています。

和歌山食と暮らしプロジェクト主催のもったいないキッチンは毎回趣向がちょっとずつ違います。
今回は事前にある程度持ち寄る食材をシェアするものの、作るメニューは当日集まってから決める、というスタイルでした。
集まった食材は、野菜作りをされている方が多かったり、発酵食に興味がある方が多かったため、それらに関連するものが多かったです。
自宅ではほとんど食品ロスを出さないため(すごい!)実家に余ったそうめんを持ち込んでくださった方もおり、今までのもったいないキッチンとは一風変わった会になったような気がします。

レモンの砂糖漬けや醤油麹など、以前のもったいないキッチンではあまり見られなかった食材も

「毎日の食事は当日決めますよね」と津村さん、料理中にもどんどんアイデアが生まれ、料理が美味しくなっていくのには圧巻でした。
参加者同士も、まるで今まで何回も一緒に料理をしていたかのようなコンビネーションで料理を作っていきます。

津村さんが集まった食材からどんどん料理を組み立てます
カレーを準備していきます
みなさん手際が良い
家庭菜園など野菜を育てている家庭が多いため新鮮な野菜が集まりました
空心菜は炒め物に、オクラなどはマリネになります
カレーを時短するにはお湯を入れること、参加者も学びがあります
焼き肉のたれを加えることで長時間煮込んだ味に、などさまざまな料理の豆知識を得ました
トマトジャム、珍しいですが絶品です
レモンの砂糖漬けを加えて爽やかに、ジャムの色も鮮やかになります

そして料理が完成し、みんなで食べます。
それぞれの料理がさまざまな調味料や新鮮なお野菜を使って作られているため、さまざまな旨味が絶妙に絡みあいとても美味しかったです。
子どもさんも何人か参加されましたが、みんな箸がどんどん進み、すぐに完食していました。
食べられるのに捨ててしまう食材をレスキューするのが目的のもったいないキッチンではありますが、発酵食や菜園(栽培方法など)、キャンプの話など、発展した学びのある話で盛り上がり、それぞれの参加者が生き生きと話していたのがとても印象的でした。

流れ作業で見事に盛り付けされた野菜たち
メインのカレーはそうめんにかけていただきます
甘酒で作ったずんだもち、お麩で作ったラスク
見事なアイデアとお味でした
見事な料理が並びます

和歌山食と暮らしプロジェクトでは不定期でもったいないキッチンを開催しておりますが、参加した方が自発的に地域の施設でもったいないキッチンを開催するような事例が増えています。
9月7日には橋本で、秋ごろには日高で、和歌山市でも今年度中にまた開催予定とのこと。
また開催の予定は和歌山食と暮らしプロジェクトの公式LINEやNPO法人わかやま環境ネットワークのInstagramなどから確認いただけると幸いです。
リピーターの方も多く、気軽に参加できるのがもったいないキッチンのよいところ。
ぜひ開催時はお気軽にご参加くださいね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:越中

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