世界のワクチン2回接種率で日本は11位(9月5日現在)

今日のコラムでは「世界のワクチン接種」について
取り上げてみたいと思います。
NHKが発表しているOUR WORLD IN DATAの
2021年9月5日更新のデータから引用すれば
日本のワクチン接種2回が終了した人は全国民の47.28%です。
これは全世界のワクチン2回接種率のランキングでは
11位に当たります。
1位 スペイン  72.61%
2位 カナダ   67.25%
3位 イギリス  63.25%
4位 イタリア  61.67%
5位 中国    61.59%
6位 フランス  60.55%
7位 ドイツ   60.49%
8位 アメリカ  52.19%
9位 ポーランド 49.9%
10位 マレーシア 47.62%
11位 日本 47.28%
世界で国は170くらいありますから、
ベスト11は立派なモノ。
ただし日本の場合、アジアのリーダーで
せめて英仏独なみであって欲しいというのはあります。
ただアメリカの52.19%は
案外少ないなあ、というイメージですね。
ファイザー社などのワクチン開発製造会社を持ちながら
半分少ししか接種が終わっていない、という事です。
あとは中国が思ったほど進んでいない、という事。
62%くらいで、ほとんど感染者がいない、というのは
どういうことか。
中国は経済統計もそうですが、
国家が出してくる統計が大体、思惑含みなので
信用ならないですね。
というか誰も信用していない。

次に日本より2回接種率が低い国を見てみます。
12位  トルコ 44.66%
13位  韓国  34.08%
14位  アルゼンチン 34.01%
15位  ブラジル 30.14%
16位  メキシコ 26.61%
17位  ロシア  26.06%
18位  インドネシア 13.65%
19位  インド  11.19%
20位  パキスタン 8.22%

韓国が34%で、案外低い様なイメージですね。
アルゼンチン、ブラジル、メキシコの
南米3強は、新型コロナ感染者に悩みましたが
その分、ワクチン接種は進んできているイメージです。
ロシア、大丈夫でしょうか。
この国も独自に、スプートニクかなんとかいう名前の
ワクチンを独自開発していたはずでは。
こうやって見てみるとわかりやすいですね。
アメリカがあれだけ大騒ぎしてやっと52%
というのは、多民族国家で宗教や信条、哲学の問題で
なかなか接種が進まない、との事。
日本は、同調圧力の強い国ですので
マスクもほぼ全員がしていますし
ワクチンも素直に打ちます。
ワクチンをどうしても打ちたくない、病気などで打てない、
という人は統計では11%くらいだそうですから、
9割近い人がワクチンを打つことになりますね。
ネットをずっと見ている人ほど、
ワクチンを打ちたくない、という統計もあります。
最終的には、メディアリテラシーの問題だと
私は思います。
フードアナリストは、(食の)メディアリテラシーを
獲得するための勉強です。
科学的根拠、発信している人の属性、客観的な理由
などを考えて行動すべきですね。
とフードアナリストでは学びます。
私は、ワクチンは打ちます。
9月9日(木)に2回目を接種します。
世田谷区の総合支所で打ちます。
この1年半、日本は、世界は暗黒でした。
この暗黒に差す一筋の光がワクチンです。
いまの科学ではこれ以上の解決もなく、
誰もが怖いから打たない、と言っていたら
コロナで死ぬ人より経済で死ぬ人の方が多くなります。
実際コロナは年間1万人、自殺者は2万人。
鬱や精神疾患、コロナ以外の病気での死亡を入れたら
もっと沢山の人が亡くなっています。
コロナの怖さはその感染力の強さです。
ただ免疫力ができて重症化リスクがほぼゼロになるなら
経済活動を再開すべきですね。
ワクチンパスポートやワクチン接種者優遇も
ある程度仕方ない、と思います。
それは、差別ではない。
外食業、外食関係業、ホテル、旅館、イベント、旅行、商店街など
輸出を旨とする一握りの巨大企業以外の
ほとんどの中小企業の生き残りのためです。
世界的に、ゼロコロナからウィズコロナへの流れが
始まっています。
この11月以降、経済活動が一部でも
再開されることを願います。

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