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求人募集サイトにはニセ情報サイトが存在する・・・注意!


求人広告をだしても応募がないという嘆き・・・


最近は求人広告をだしても応募が少ない、面接に来ない、ドタキャンがある

という嘆きを何度も聞いています。
私もクライアントの人材採用を支援していますので、採用の幅を広げるため、様々な採用支援企業とコンタクトしています。
そこでは、驚く現象が生じています。
口悪く言うと、人手不足状況に乗じて“ニセ情報サイト”が存在するということです。
少しでも人事部門で仕事をした人間なら常識ですが、個人情報は厳密に管理されて部外秘です。
しかも、本人確認を厳格にするため、外国人ならパスポートや就労許可証など厳しくチェックします。
適当な内容や、嘘の情報は許されません。
ところがです、最近のIT系の採用支援企業では、求人企業を沢山つのりたいため、適当な情報や嘘の情報が氾濫しています。
まず登録者数を水増ししています。次に本当は求人がないのに、あたかもニセ求人企業の情報を載せたりしています。

ネットの発達で求人・募集支援企業もワンルームマンションで起業できる


応募者が実際に相談に訪れることはまれなため、「職業安定法」で規定されている「有料職業紹介事業」は、小さな打合せ室(ワンルーム)さえあれば事足りる。
(※許可制で500万円以上の財産的基礎要件や報告義務等の規制条件は多い)
そのため、ネット広告に力を入れる。
次に立派なホームページを作る。
誇張表現が生まれてくる。
募集企業数や応募者数等は、ほとんど相当な水増しです。
これは大手でもやっていますが、店舗が違えば同じ会社でも1カウント、職種が店長、調理長、ホールでもそれぞれ1カウントと水増ししています。
特に何でもかんでも手を出している企業は信頼できません
人手不足の建設業や運送業、警備業、介護人材、飲食・旅館等の何でも対応している企業はニセ者です。
超大手採用企業でない限り、そんなに求職人材を抱えることは不可能です。

ホームページの内容や営業担当のセールストークだけで判断しない


ホームページの内容は冷静に分析すれば、本物か偽物かは判断できます。
つまり“ほぼ同一内容が掲載”されているようであればニセ物です。
例えば、募集企業名をあいまいにしている、年収希望がほとんど350万と一緒になっている等々です。
実際に企業登録するか、問い合わせてみることをお奨めします。
私の今までの経験から、ニセ情報サイトの答えはほとんど、どういう訳か一致しています。
答え例:
・残念ですが、あの方はすでに決まってしまいました・・・。
他社から直ぐ応募があり、決まりました・・・。
・他社とすでに面接中です・・・。

《関連記事》応募者がいない・・・本気で募集かけてます? 

教訓:

◉立派なホームページがあるからといって信用してはいけない!
最近はホームページ作成にかなりのお金を投資して、見栄えが良いサイトが増えている。
会社の紹介も専門のライターに依頼しているので、宣伝文句が立派である。
全ては実績と事実を元に冷静に判断する
募集登録して何件の問合せがあったのか、採用実績はどうか、実績ベースで冷静に判断する。
求人募集企業がどんなに言い訳しても、実績が出てこなければ、当社には合致していない


募集対策について、ご相談したい方はお気軽に info1@zukai.jp へメールください。
・"頑張れ外食産業!"チャンネル  運営者:図解工房 山本稔
 HPは:https://www.zukai.jp/
・メールでのご相談や感想は:info1@zukai.jp


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