見出し画像

Hotel's(青山)なけなし食探訪⑥

こんちは〜

またまた御無沙汰なっておりました・・・・
というかこれくらいの頻度でしか書けないような気がしてきました・・・
Tiktokerとか毎日更新してるじゃないですか、あれまじですごいと思います。

あと他に言い訳をさせていただくとすれば今回紹介するお店のために節約していたため
書くことがなさすぎたということくらいでしょうか、、、

もう溜めていたネタもないのです。

ということでもう紹介に行かせてもらいますん〜

今回はずっと行ってみたかった代々木上原の「sio」!!!!




ではなく、その系列店の青山にある「hotel's」さんです〜
本店ではないとはいえ、すごく楽しみにしていたお店の一つです!
こちらも鳥羽シェフが監修しておりタイミングがいいときにはシェフが厨房に立つことも。

◾️内観、概要

ミシュラン1つ星を獲得しているフレンチ代々木上原「sio」の系列店でコンセプトは架空のホテルのレストラン。朝食はフレンチトーストやクロックムッシュ、昼食はハンバーガーなどすべてコースで提供してます。先日こちらの店舗が雑誌「GOETHE」に掲載されたことを記念してランチのハンバーガーを1000円で提供しており、僕も並びましたのです。

【オーダー内容】
15000円のおまかせコースでお願いしましたん〜
乾杯はグラス1000円のシャンパンどす。

◾️アボカドのスモーブロー

この店の朝食のコースでも提供している一品です。バケットに鳥羽氏が監修している「ふつうのマヨネーズ」を塗りアボカドのスライスとアンチョビを上にのせている。このマヨネーズが肝となっており若干酸味が強めでアボカドのモッタリとした味を引き締めている。アンチョビのほど良い塩味もアボカドの甘さを引き立たせていて美味しい。バケットのカリッとした食感もあり様々な味と食感を一皿で味わうことができますね。
◾️牡蠣とサワークリーム ライチのグラニテ

年中固定されているメニューの一つ。牡蠣の種類は時期に合わせて変えている。今回は真牡蠣を使用。上のサワークリームはハーブ?が入っており口の中に含むと鼻から爽やかな匂いが抜けて暑い日には心地が良い。牡蠣の下にはライチのシャーベット(グラニテ)が入っており若干の甘みとこちらも爽やかさを味わうことができる。器もクラッシュアイスでキンキンに冷えており涼しげでよい。
◾️ホワイトアスパラガスとクラムチャウダー

アスパラの他に、ホタテ、セロリ、リンゴを角切りにしたものが入っている。その上にクラムチャウダーをかけた後、玉ねぎをエスプーマにしたものをかけている。アスパラやホタテは普通のクラムチャウダーと同じような感じだが、セロリのサッパリした味と風味、リンゴの甘さがクラムチャウダーと合うことに驚いた。鳥羽氏の料理は五味(塩味、甘味、渋味、辛味、うま味)をすべて一皿に入れる料理でありそれを体現するような一皿ではないか。
◾️枝豆とイカスミのラビオリ

イカスミを練りこんだラビオリの中に枝豆のペーストが入っている。上にはイカとマスカットがのっている。枝豆のペーストは苦味が強めでソースはイカスミの旨味が強い濃厚な味付けとなっている。一方でマスカットがその濃厚さをサッパリとリセットしてくれるような役割を果たしており、飽きが来ず美味しく食べ続けることができる。
◾️金目鯛とだし

金目鯛は皮をたたせて焼いている。その隣は西洋野菜をサラダ風に仕立てたもの。下には山形名物「だし」(夏野菜などを細かくみじん切りにして昆布などと合わせて漬け込んだもの)をハラペーニョ、唐辛子などと合わせて辛さを立たせてアレンジしたものにカブのピュレを組み合したソースが敷かれている。個人的には辛さが若干苦手なものであったので普通の「だし」の方が好みであったが、野菜がすべて均一に切り揃えてあることなど見事と感じた。
◾️薪火焼仔牛のステーキor和牛ヒレのステーキ

和牛ヒレ
仔牛のステーキ

ヒレのステーキは+6000円追加で発生する。どちらも荒目の塩または鳥羽氏がキリンビールと共同開発しているホップ塩で食べる。ホップ塩は若干苦味があり塩気を少し抑えてあり粒は細かい。仔牛のステーキは赤身のステーキのような弾力がある食感。脂身のしつこさがなく食べ続けることができる。ヒレは非常に柔らかく、鳥羽氏曰く「飲める」という表現がぴったりなくらい口の中で溶けるような肉だった。どちらも店内にある薪火のグリルで30分焼いている。
◾️口直し 人参とビワのサラダ

ここの店の口直しはシャーベットなどではなく、サラダを提供しているとのこと。ビネガーで味付けした人参の細切りと薄切りの甘いビワを合わせたサラダ。スッキリした酸味とビワの甘さがちょうど良く落ち着いた味。
◾️神戸牛のスライダー

食事はハンバーガー。パティはメインの牛肉の切れ端をミンチにしている。つなぎは使わず100%牛肉使用。パティの上には飴色になるまで炒めた甘い玉ねぎと粒マスタードがある。この粒マスタードの粒が非常に大きく、口の中で弾けるようで非常に美味しい。調味料ではなく一つの食材として存在感がある。バンズは提供の前に鉄板で熱している。スライダーの意味は喉をスライドしていくように食べられることから。
◾️追加 ボロネーゼ

追加で注文したボロネーゼ。これは系列店の「o/sio」で提供されているものとのこと。この牛肉も先ほどのパティに使われていた神戸牛で玉ねぎなどひき肉以外のものは使用されていない。麺は太めのスパゲッティで食べ応えがある。味は美味しいが、突き抜けるほどのものはなく、肉のみの具材なので最後にして若干重く感じた。
◾️デザート マスカルポーネのアイスとチョコレートチーズケーキ

チョコレートチーズケーキ

アイスの中にはしそ系のハーブが入っており鼻から涼しげな匂いが抜けて美味しい。チョコレートチーズケーキはほぼ生チョコのような感じ。コーヒーカップが持ちやすくサイズ感もちょうど良くよかった。

◾️金額、総評
追加含めて2名で47000円ほど
料理や店内の雰囲気は上記に記載した通り非常に満足。またスタッフの接客もミシュラン系列店といって仰々しくなくフランクな接客で楽しましてくれてよかった。話しかけやすい雰囲気を作っている他、料理のことを聞いてもすべてサービスマンがその場で答えることができていた。サービス、キッチン共にユニホームは靴まですべて統一していた。ネットでもユニホームは販売しており鳥羽氏のファンが購入するという。
一方であくまで系列店であり若干金額が割高に感じた。本店なら納得できたが系列でこの金額はやはり高く感じたかなあ〜

東京に来てから食べたフレンチの中では非常に親しみやすい美味しさだった分金額は少し抑えて欲しいところはありましたが総じて美味しく楽しく食事できました。
ご馳走さまでした!


じゃあの〜

わっち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?