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【読書感想】「タピオカ屋はどこへいったのか」を読んで

本書を手に取ったきっかけは小規模事業を作ることを考える場合、どういったことを考えるべきなのか知りたいと思っていたところ、この本に出会いました。著者の方は下記YouTubeもやられておりとても学びになる部分が多数あるので載せておきます。

この本には大きく6点の大事なことが書かれていました。

①流行や社会の変化にのる
②地域や業種に応じた集客戦略を立てる
③需要を見極めて高く売る
④消費者心理を勉強する
⑤利益をできるだけ多く確保できるビジネスモデルの検討をする
⑥出店場所を戦略的に検討する

①流行や社会の変化にのる
→トレンドに合わせて、商品内容やサービス内容、提供方法を考えることでより人々から求められているビジネスに近づけていくことで儲けやすくなることの事例が多数紹介されていました!
自分で事業をしようと考える時、ついつい何を提供したいかや自分の強みが発揮できることは何かなど自分視点で考えてしまいがちですが、流行を取り入れて、需要がある市場に自分の事業をのせることなど顧客視点の重要さを改めて感じました。

②地域や業種に応じた集客戦略を立てる
→デジタル広告の活用法、太客をもつことが重要な事例、あえてリアル店舗を持つ価値、ご当地性を活用するなど様々な集客事例が紹介されていました。自分のターゲットを明確にしてどんな集客戦略を立てるのかをしっかり考える必要があると同時に、広告/キャンペーンを出す場所・出すタイミングなどにおいて想像以上に様々な集客方法の可能性があるのではないかと考えることができました。

③需要を見極めて高く売る
→需要に合わせた価格戦略を検討することやニーズに合わせたビジネスモデルの構築などの事例が紹介されていました。自分の商品を売る際にどこで売れば高く売れるのかやどんなブランディングをすることで高く売れるのかということもしっかり考えていくということは重要だと感じました。無料で提供する部分があったとしても最終的に利益がしっかりと取れる仕組みを考えておくということは大事なのだと思いました。

④消費者心理を勉強する
→限定商品とすることで手に入りにくいから欲しいという消費者心理がある・誰々が使っている商品というマーケティングにより信用度を上げるなど様々な消費者心理を商品の見せ方において活用することで、人気ブランドへと育てていくことが大事だということを学びました。ちょっとした工夫で商品の購入数が変化するので、消費者心理を売り方に活かすことはとても重要だと思いました。

⑤利益をできるだけ多く確保できるビジネスモデルの検討をする
コスト構造の見直しや収益が安定するビジネスモデル検討、安定した販路の検討など持続可能性の高い事業に発展させていくことが大事だと学びました。世の中においてどんなビジネスモデルを築いている人や会社があるのか日々研究したいと思います。

⑥出店場所を戦略的に検討する
→街の特性を意識して出店することが大事とのことで、できるだけオタクが集まるところに出店した方が良いであったり、あえて信用度のために本社住所にお金をかけるなど他にも様々な事例が紹介されていました。出店をする際は単に地方だとコストがかからないなどの観点だけではなく、どこにより需要が集まっていそうかも考えて出店を検討したいと思うようになりました。

今後事業などを考える際に上記意識していきたいと思います^^


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