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【お石茶屋 梅ケ枝餅】

福岡市の南側、須恵町から宇美町そして太宰府市へと東側に連なるのが三郡山地、その南端にあるのが宝満山です。太宰府天満宮の北東にあり、古来より修験の山として信仰を集めて来ました。山頂には竈門神社の上の宮、麓とには本宮があります。アニメ「鬼滅の刃」の主人公の名前の由来になったのではないかと人気になっています。
その宝満山を5月から6月に掛けて登るヒキガエルの幼生が大挙して登るのが確認されて、この季節に登山者が増えています。なにを隠そう、この私もカメラを担いで登ってきました。残念ながら天候が良すぎて遭遇できませんでした。
1千匹ものヒキガエルが登るという不思議な状況を観たいと思いませんか、思わない?そうですよね、宝満山は福岡近郊でも一番登山者が多いと言われています。かつ標高は829.6メートルと低いのですが、勾配がきつく厳しい山でもあります。
カエルは空振りになりましたが、帰り道はお楽しみがあり、太宰府天満宮の参道に寄り道します。
太宰府天満宮の名物といえば「梅ケ枝餅」小豆餡を薄い餅の生地でくるみ、梅の刻印が入った鉄板で焼いた焼き餅です。参道には看板を上げた店が並びます。皆さん小豆の炊き方や皮の加減で好みの店があるようです。また観光客にはガイドブックに載っている有名店が人気で、行列で判ります。
私たちは、宝満山から竈門神社を通って下りてくるので、天満宮の北東からトンネルを抜けて入ります。境内は梅園となっていて茶屋が並びます。
一番最初の店が「お石茶屋」
歴史のありそうな構えとはいえ茶屋ですから素朴な設え、店内のテーブルか、季節が良ければ、外の緋毛氈の上でいただきます。
大量生産ではない4個ずつ焼いた「梅ケ枝餅」と梅干とわかめの入った「梅の香うどん」が定番です。
太宰府天満宮を正面から参詣した人からすると一番奥にある店です。私の知っている範囲で30年変わっていません。おそらくもっと長い間愛されて来たお店なんだと思います。
 
「お石茶屋」食べログ
https://tabelog.com/fukuoka/A4003/A400301/40003617/
 
「梅ケ枝餅」おすすめじゃらん
https://www.jalan.net/news/article/646302/
 
【プロフィール】
 
上田和久
 
kazz@studiowork.jp
 
スタジオワーク合同会社 代表
 
1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda
 
経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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